台北に舞う雪の作品情報・感想・評価

「台北に舞う雪」に投稿された感想・評価

ワラ

ワラの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

モウ役の俳優さんの演技、醸し出す雰囲気がこのキャラクター像に合っててとても良かったです。ただ消火作業で雪に見せるのはどうなのかと…笑 台北に雪は降らないにしても何らかの奇跡で本当の雪が降ってくれた方がまだ説得力があるかな。そういうあり得ないを体現出来るのが映画なんだから。
台北に雪が降るってだけでいい話な予感。
そこには「助け合い」と呼べばわざとらしくなってしまうくらい温かい空気が流れていて、観たら台湾に行きたくなること請け合いです。

陳柏霖扮するモウが優しい。例えるなら実家の蒲団、Affection。
雰囲気を楽しむ映画系
メイもうちょい歌上手だったらなあ、と若干思った
chip

chipの感想・評価

3.3
人間関係で傷心のために声が出なくなった新人歌手。彼女が田舎に逃げ込んで、出会った青年。
青年もまた心に傷を負っていて…家族がいない分、町の人たちにとても優しい。彼女のことも親身になって面倒をみた結果、彼女は声を取り戻すが…

ベタな純愛ドラマだけど、心が疲れたときにはしみますね~
台湾映画好きだし~
台湾の田舎町の風景とか、見ていて和みます。
彼女の歌声はか細くて…新人賞?ん?と思ったけれど(笑)
本当に歌がうまい人は、ワンフレーズ歌っただけで聴く人が鳥肌立つような力があるけれど、残念ながら主人公のメイの歌はそんな驚きがなくて、なーんか説得力がなかった。
彼女は田舎の恋ではなく都会で歌手に戻ることを選んだけれど、なぜそうしたのかがさっぱりわからん。音楽に対する情熱とかスターへの夢みたいなものは全く感じられなかったし。
後半彼女が歌い出してからはただただ眠いだけだった。
kyonwill

kyonwillの感想・評価

3.0
田舎に住む素朴な青年を演じるボーリンがとても合っていました。
自分ぐらいに年期が入ってくると、タイトルだけで、ストーリーが見えちゃう場合があるんです
“台北に舞う雪”=あり得ない=叶わない
ときて、はは~ん、こいつは結ばれぬ恋だな・・・みたいな
(注:実際に台北に雪が降る、降らないは別として)
さらに、結ばれない方が幸せな恋だってあるんだよ・・・と、ここまで達すれば
“神”の領域でござんす
ダーマ

ダーマの感想・評価

2.0
声を失った女と心優しい男の話。田舎のゆったりとした恋物語。

平渓線沿いの風景って気持ちいい。夜の天燈あげを見てみたい。
和威

和威の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

台北郊外の菁桐が舞台。
平渓線の沿線はどこも風情があって良い。

若いころはやんちゃなイメージだった陳柏霖が心優しい青年を演じており、
のちの「イタズラな恋愛白書」に繋がる。

雪のシーンは思わず苦笑いしてしまったが(奇跡的に雪が降るものだと思っていた)、リドルストーリー風味のラストが心地よい。
劇中で結ばれなくてもいつかこの先…を暗示している。
悪者は一人もいない。
主人公と町の人々の関係性も心温まる。
koya

koyaの感想・評価

4.5
『山の郵便配達』『故郷の香り』のフォ・ジェンチィ(霍建起)監督の台北のはずれの小さな町でのささやかなラブ・ストーリー。
私、監督の事知らずに、主役がチェン・ボーリンだから観たのですが、「感動を押し付けない映画で『山の郵便配達』みたい」と思ったら監督が同じでした。

菁桐という小さな町。最初に川が映って橋が映る。この映画って「町」の映画ですね。この町がとてもきれいに撮れていて、その中でささやかな純愛というね。黄色いいかにも田舎です、という感じの電車。線路沿いに並ぶ商店。山と川がある町。この風景『午後3時の初恋』みたい、と思ったらロケは一緒でした。

電車から降り立った1人の若い女性。期待される新人歌手のメイは、声が出なくなって悩みの末、仕事をほったらかし失踪してしまったのでした。
町には、父を早くに亡くし、母は失踪、育ててくれた祖母も亡くして、天涯孤独になった青年、モウ(小莫)、チェン・ボーリンと出合う。
モウは町の便利屋、町の人たちに育てられたので、町の雑用を引き受けている。

町の風景の中を自転車で走り回るモウ。本当にチェン・ボーリンと自転車って相性がいいというか、『藍色夏恋』でも自転車に乗っていた、よく似合う。
メイという名前を聞いて、呼び名は「五月」ということで町で暮らすようになるメイ。
しかし、結構、早くに人気歌手だとわかってしまい、都会の台北から芸能記者が追っかけてくる。

メイは青島出身で、台湾のモウは、雪を知らない。台北はいつも雨ばかり・・・という歌が流れるように地理的に雪は降らないのですね。
都会の芸能界に戻っていくメイと町に根差した青年の淡い恋。いいですなぁ。
全然嫌らしくないものね。小物使いも可愛くて、さらりとしたいい映画。