台北に舞う雪の作品情報・感想・評価

「台北に舞う雪」に投稿された感想・評価

ダーマ

ダーマの感想・評価

2.0
声を失った女と心優しい男の話。田舎のゆったりとした恋物語。

平渓線沿いの風景って気持ちいい。夜の天燈あげを見てみたい。
和威

和威の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

台北郊外の菁桐が舞台。
平渓線の沿線はどこも風情があって良い。

若いころはやんちゃなイメージだった陳柏霖が心優しい青年を演じており、
のちの「イタズラな恋愛白書」に繋がる。

雪のシーンは思わず苦笑いしてしまったが(奇跡的に雪が降るものだと思っていた)、リドルストーリー風味のラストが心地よい。
劇中で結ばれなくてもいつかこの先…を暗示している。
悪者は一人もいない。
主人公と町の人々の関係性も心温まる。
koya

koyaの感想・評価

4.5
『山の郵便配達』『故郷の香り』のフォ・ジェンチィ(霍建起)監督の台北のはずれの小さな町でのささやかなラブ・ストーリー。
私、監督の事知らずに、主役がチェン・ボーリンだから観たのですが、「感動を押し付けない映画で『山の郵便配達』みたい」と思ったら監督が同じでした。

菁桐という小さな町。最初に川が映って橋が映る。この映画って「町」の映画ですね。この町がとてもきれいに撮れていて、その中でささやかな純愛というね。黄色いいかにも田舎です、という感じの電車。線路沿いに並ぶ商店。山と川がある町。この風景『午後3時の初恋』みたい、と思ったらロケは一緒でした。

電車から降り立った1人の若い女性。期待される新人歌手のメイは、声が出なくなって悩みの末、仕事をほったらかし失踪してしまったのでした。
町には、父を早くに亡くし、母は失踪、育ててくれた祖母も亡くして、天涯孤独になった青年、モウ(小莫)、チェン・ボーリンと出合う。
モウは町の便利屋、町の人たちに育てられたので、町の雑用を引き受けている。

町の風景の中を自転車で走り回るモウ。本当にチェン・ボーリンと自転車って相性がいいというか、『藍色夏恋』でも自転車に乗っていた、よく似合う。
メイという名前を聞いて、呼び名は「五月」ということで町で暮らすようになるメイ。
しかし、結構、早くに人気歌手だとわかってしまい、都会の台北から芸能記者が追っかけてくる。

メイは青島出身で、台湾のモウは、雪を知らない。台北はいつも雨ばかり・・・という歌が流れるように地理的に雪は降らないのですね。
都会の芸能界に戻っていくメイと町に根差した青年の淡い恋。いいですなぁ。
全然嫌らしくないものね。小物使いも可愛くて、さらりとしたいい映画。
sakishibue

sakishibueの感想・評価

4.0
全体的にすごく心地良い映画でした。
エンディングの音楽、眠たくなりました^^;

デビュー直前にして片思いしていたプロデューサーに思いを伝えられず、そして相手にしてもらえないショックから声が出なくなり、一人失踪した新人歌手メイと、
幼い頃母親が家出をし、町の人に助けてもらった恩を返す為、町中の雑用を引き受ける毎日を送る、台湾の小さな町に住む天涯孤独の心優しい青年モウの物語。

違う世界で生きてきた二人が出会って心通わせていくシンプルなストーリーです。

少し暗い街並みが良いなと思いました。劇中のコーヒーショップの小物や装飾品も可愛くて穏やかな風が吹いていてゆっくりした時間が流れていて、あー今すぐ台湾に行きたくなる。

にしてもチェンボーリン優しすぎる、こんなに優しい人中々いないよな、、、すごく素敵。

ラスト付近でタイトルの意味が分かりますが、魅せ方がお見事ですね、そして本ラストは人によって意見が別れるのかな、と思いました。

チャンツィィーに似てる!相手役の女優の歌声も素敵で、癒される映画だと思います。
きゃん

きゃんの感想・評価

3.3
台湾北部の小さな町を舞台に、違う世界で生きてきた二人の若者たちの淡い恋模様を繊細に描いた作品。優しく静かで切ないラブストーリ。

新作発表直前に突然声が出なくなった新人歌手のメイは、誰にも告げずに台北から姿を消す。たどり着いた小さな田舎町で、メイは孤児として育った青年モウと出会う。人懐っこい彼とすぐに打ち解け、共に過ごすうちに声と元気を取り戻していくが…

モウ青年の優しさと笑顔に癒された。生まれ育った菁桐の町を愛する心優しく働き者のモウ。母親に捨てられ、祖母を失い孤独となったモウは育ててくれた恩返しのために町の人のために働く。モウと町の人たちとの交流が穏やかで微笑ましかった。すべてのことを受け止めるようなモウの包容力に優しい気持ちになれる。時にはその優しさが痛く、切ない。モウには幸せになってほしい。

モウを演じたチェン・ボーリンの笑顔と台北の小さな町の魅力が素敵な作品。天燈上げのシーンが美しく印象的だった。
のん

のんの感想・評価

3.8
Netflixで。
台湾版スイートムーンライトかと思ったけど
もうちょい話は複雑(なように見せている)だった。
チェンボーリンがイケメンで、菁桐に行きたくなったので★3.8

香港中国語より台湾中国語の方が単語とか聞き取れると感じた。

台北から少し離れた新北市の小さな町が舞台。
ランタンとか歩ける線路が有名で
魅力的に映されてて行きたくなった!
色使いがレトロポップな感じで
亀は意外と速く泳ぐ を彷彿させた。

話自体はまあよくある恋愛映画。

何でママ失踪したんだろう、、とか何でいきなり殴り合い?は気にしたらいけない。
でも探して欲しいから失踪するんだよ、の言葉に納得した。

チェンボーリン、芋カッコかわいい。
記者さんは溝端淳平、プロデューサーさんは江口洋介、ウェンディは仲里依紗に見えた…。

このレビューはネタバレを含みます

 新人歌手が声が出なくなったので、台北を飛び出して田舎へやってきて、そこで便利屋をしている男性と出会って、また台北に戻るかどうかの話。 

 電車が家のすぐ脇を走って瓦屋根の家が連なっていて、という風景が何とも言えないノスタルジックな気持ちにさせてくれて、室内の構図なんかも考えられてどこか岩井俊二作品をほうふつとさせる映像で引っ張ってくれる100分間でした。 

 新人歌手には想っている人がいて、主人公の青年も天涯孤独の実で「台北に雪が降ったら帰ってくる」と言っていた母親はいるらしい。台北では失踪した歌手を探す業界の人たちがいて。何の変化球でもないド直球の作品で、都会に疲れた女性が田舎で一生懸命に生きる青年と出会って淡い恋愛になって再生していくというひねりもなにもないですが、ゆったりと楽しめる作品でした。 

 映像は綺麗ですが、ストーリーに唐突的なところがあって、いきなり殴りあいをはじめる人たちとかあって、もう少し心情描写を丁寧にやってほしいところもありました。ラスト10分もイメージ映像がこれでもかと続いて、確かに綺麗ですがカラオケの映像を見ているのかなと錯覚してしまいそうでした。 

 とはいえ、台湾の観光CMとしてもよくできている映画だと思いました。
こん

こんの感想・評価

3.0
主人公のモウ役の男の子が、ちょっと野暮ったくてかわいい顔したイケメンで好みだった。九份の町や暮らしががもっと見たかった。
odo

odoの感想・評価

3.0
同じアジアの人間として感性があうのかもしれない。
尾道三部作かって思うような美しい田舎町の風景。
ところどころベタな表現も日本の映画みたいだ。
母親に捨てられた主人公のモウは、
台湾に降るはずのない雪のようなものを見た時、
母を探しに街を出てゆく。
ヒロインのメイが再び街を訪れた時、彼はすでにいない。
それからどうなったか、描かれることなくジ・エンド。
中途半端に終わった感じがなんともすっきりしない。
おとぎ話みたいな綺麗なストーリー

風景や、歌声がキレイで癒し効果あり
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