想い出の夏休みを配信している動画配信サービス

『想い出の夏休み』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

想い出の夏休み
動画配信は2025年8月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『想い出の夏休み』に投稿された感想・評価

これがロシア(当時ソ連)のローティーンか! クラスのほぼ全員が美少年たち&美少女たち。あたしも交ぜてねっ、と吠え吠え振り振り(←シッポを)したくなった。
ガキくさくないのに瑞々しい。美しいのに気取ってない。

主役の高身長ミーチャがちっこいサーシャを従えて自分の片足を偽ギプスする小笑い場面。近景のその石膏と中景の馬がまったく同じ白灰色で、しかも馬とミーチャが同じ横向き。主張する美画だ!
男性教師が木登りのミーチャを見上げて話す場面では、その目線先、教師の頭部の投影位置に満月あり。まあちょっと構図愛。
その先生は、生徒たちの活き度に比して役回りが小さすぎたかな。

ミーチャと対立する美優等生グレーブ。狂言回し的なのか何なのかメガネの個性派フーリコフ。愛されカワイコのレーナ。声が気弱に(邦画旧作スタア風に?)揺れてる報われないピュア女子ソーニャ。ほか美キャラ乗せが最後までいろいろ嬉しい一夏の青春オードブル映画は、社会や世界と無縁である一方で演劇チャレンジと労働奉仕機会を真面目ぎみに取り込みながら、シンプルめな恋愛フクザツ四角関係寂しんぼドラマへと収斂してゆく。途中、みんなが嬉しげにパクパクゴクンするチェリーのポンチはどんだけ美味しいのか悪甘いのか一口知りたいような。
最後のミーチャからソーニャへの14歳なりの哲学な一言は、良い自己完結。
てことで大きな盛り上がりはなくも佳作だったが、手前の風ボーボーと不動の遠景の森が同居しちゃってたり、雨中の殴り合いがそんなに面白くなかったりと、映画への天気の馴染ませ方は弱い。虫声とかはよかった。
フランスのバカンス映画平均を少し超えてくる雰囲気と出来なせいか、ロシア語がフランス語風に聞こえたりした。

少年たちの言動力に比べて少女たちの態度は一歩下がってた。ロシアはそういうマッチョめな国だと前々から私は聞いてるが、ロシアの男性の平均寿命はたった66歳ぐらいだという。(女性は普通に長生き。)何がどうでも私はいっぺんロシアに生まれてみたかったと鑑賞中にすごく思った。寒いのは厭なので、ロシアで永遠に夏休みだけをすごしたい。


監督賞だってさ。イケてるね、ベルリンさん。。

[ピョ]
Omizu
3.8
【第25回ベルリン映画祭 監督賞】
モスフィルム配給のロシア映画。ベルリン映画祭に出品され、監督賞を受賞したカラー作品。

ロシアの夏休み、サマーキャンプに来た子どもたちの恋愛模様を描いている。

エピソードごとに副題が出るという変わったつくりで、思春期手前の子どもたちの四角関係を鮮烈に描いていてなかなかよかった。カラー撮影も美しく、ロシアの夏ってこんな感じなのかという楽しさもあった。

農作業、演劇、舞踊など一つ一つのエピソードが面白い。静かに夏の熱気と思春期のこじれを上手く描いている秀作。観られてよかった。
太陽光や自然の色彩を活かした画面が美しい。フランス映画っぽさもある。ロメールとかと同じ系統。瑞々しく甘酸っぱい雰囲気。かなり好き。
ただワイドスクリーンの端っこに縦書きで字幕入れるのは勘弁してほしい。見づらくてしょうがない。

『想い出の夏休み』に似ている作品

太陽の少年 4Kレストア完全版

上映日:

2024年10月18日

製作国:

上映時間:

140分

ジャンル:

配給:

  • Digginʼ
3.9

あらすじ

1970 年代、文化大革命下の北京。中学生のシャオチュンは幼馴染の悪友たちと町を闊歩し、労働や下放で大人たちが不在の家に合鍵を作って忍び込んだりしていた。 ある日、シャオチュンは忍び込んだ…

>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版

上映日:

2017年03月11日

製作国:

上映時間:

236分

ジャンル:

配給:

  • ビターズ・エンド
4.1

あらすじ

1960年代の台湾・台北。夜間中学に通うスーは不良グループ・小公園に属するモーやズルらといつもつるんでいた。スーはある日ミンという少女と知り合う。彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは…

>>続きを読む

ハートストーン

上映日:

2017年07月15日

製作国:

上映時間:

129分

ジャンル:

3.8

あらすじ

東アイスランドの雄大で美しい自然が広がる漁村。ソールとクリスティアンは幼なじみで何をするのも一緒の大親友。思春期にさしかかり、ソールは大人びた美少女ベータに夢中になる。一方、クリスティアン…

>>続きを読む