ベルギーのアニメーション作家ラウル・セルヴェの短編集。
どの作品も見所はあったが、特に好きなのは「クロモフォビア」「オペレーションX70」「ハーピア」の3本。
「クロモフォビア」は短編集の幕開けに…
【デルヴォーで夜遊び】
ラウル・セルヴェは確か、若い頃に特集上映で一度見てあまり感心しなかった。我ながら当時は、映画見の器が狭過ぎたと思う。
『夜の蝶』だけの感想を記すが、ここでは単独のページが…
『夜の蝶』 ⭐︎3.9
『クロモフォビア』 ⭐︎3.6
『ハーピア』 ⭐︎4.2
『人魚』 ⭐︎3.6
『語るべきか、あるいは語らざるべきか』 ⭐︎3.4
『GOLDFRAME』 ⭐︎3.3
『OP…
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「クロモフォビア」(1966)10分
軍隊により黒く塗りつぶされてしまった街や人々。少女が育てた一輪の花からは救世主が現れ、色彩を取り戻すべく街の人々と共にレジスタンスが始まる。可愛いイラストだけど…
このレビューはネタバレを含みます
ラウル・セルヴェの「人魚」「ハーピア」「夜の蝶」など含む短編集
ラウル・セルヴェはベルギーのアニメーション作家で、独特の幻想的な世界観を放つ美しい表現が特徴的
特に1997年に発表された「夜の蝶」は…
"ベルギー・アニメーションの父"ラウル・セルヴェの生み出す不思議な世界。
同じくベルギー出身ポール・デルヴォーへのオマージュを捧げた「夜の蝶」を含む劇場公開5作品と劇場未公開3作品を収録。
収録…