「夜の蝶」 ラウル・セルヴェ作品集に投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）
ポール・デルヴォーの絵画にオマージュを捧げた短編アニメーション。女性の乳房に蝶が止まった瞬間生命を得る描写や、鏡に映った自らを舞踏の相手として連れ出す描写、男がモルフォ蝶を標本にした瞬間時間が静止す…
>>続きを読むベルギーの作家ラウル･セルヴェの短篇『夜の蝶』。ベルギー幻想派の巨匠ポール･デルヴォーへオマージュを捧げた作品であの絵画をアニメーション技術で動かした幻想的な魅惑の世界。乳白色の滑らかな女性の乳房に…
>>続きを読むはじめてのR・セルヴェ
ベルギーアニメーションの父
駅の待合室に青と赤の女
感情の読み取れない顔 指揮棒 乳房に留まる夜の蝶 うつくしい女たち 割れるまで踊る オルゴールは淡々と響く
曲も良すぎた…
ラウル・セルヴェ監督の代表作である、ポール・デルヴォーの絵画世界が動き出す。
セルヴェ自身が「セルヴェグラフィー」と名づけた技法が全面的に使われているらしく、独特すぎる映像世界は夜の蝶(すなわち蛾…
どれもこのRaoul Servais監督にしか作れないな！と納得させられる珠玉の作品ばかり。作家を目指す目指さないに関わらず、アニメ映画好きはインターネットや図書館などで一刻も早くこの作品集を手に入…
>>続きを読む色戦争。乳首丸出しのドレス。妖怪鳥人間。かわいい切り絵の街で殺人。妖艶でかわいくて、どの短編も狂ってて大好き。
蝶が乳首につんと止まって時間が動き出す瞬間がたまらなくて、悶える。
大学の時コマ送りで…
