信者殺しの罪で捕まった神父が無実を訴える中、真犯人の存在が浮かび上がる―――

神父様が主役のサスペンスドラマ☆

殺人事件の真犯人捜しをしよう！ってお話なんだけど、ちょっと分かりづらかったかも。

しかも途中とちゅうがいまいち盛り上がらないんだよなぁ。スリラーじゃなくてドラマだからだとは思うんだけど。

真犯人が分かった時も、妙にあっさりしてない？もっと犯人の異常性が欲しかった。
(…続きに書きたいことあるけど、ネタバレになっちゃう)

良いか悪いか、普段からホラーやスリラーを観まくってると、どうもこういうジャンルでは刺激を求めてしまうのよね～

クリスチャン・スレーターさんの作品って今まで3作ぐらいしか観たことないや。失礼ながら私にとっては印象が薄い俳優さんなのよ。彼の代表作ってどれだろ？知る中では『マインドハンター』が面白かったかな♪

これから少しずつ、スティーヴン・レイ様を追いかけようと思って。本作も実は彼が目的だったの♡ニール・ジョーダン作品の常連さんってことで、おのずと同監督の作品をも追いかけることになりそう！

昨日観た『IN DREAMS／殺意の森』もそういうことでした☆

しかし『アルティメット・プレデター』は酷かったなぁ…思い出すだけで何かもう…

って嫌いじゃないんだけどねwww

告解には完全に守秘義務があるのだろうけど、人間界で生きているのに人間界の法律も介入させないほどの守秘義務なんだろうか。
犯人が「告解してから三人の人を殺しました。お許しください」って・・・。
それで済むなら法律などいらんってね。
あぁ？法律いうのは神を信じていない人が作りたもうたものなのか？

Rotten Tomatoの評価がものすごく低い理由はわかった気がする。
カソリックの教義に疑問を差し挟む事は彼等にとってはタブーだからだ。

私自身カソリックの教義について造詣が深い訳ではないから軽率な事は言えないが、昔から宗教は政治と深く結びつき、日本国憲法の如く時の為政者に都合良く解釈され運用されて来た。
現代の民主主義においても、確実な票読みができる為、政教分離はもはや絵空事だ。

ゲイや中絶が禁則事項なのは、神の意志である自然の摂理、Reproductivity の信義に反するそうだ。

禁欲生活の反動は、19世紀の同化政策寄宿学校による虐待や、高名な司教によるペドフィリアなど歪な形となって現れる。

社会性を孕んだスリラーとして、小品ながら佳作だと思う。
犯人は少し拍子抜けでしたが。