人力でルネサンス芸術を動かすという狂気、もうこれは到達点でこの先を作れるのは人じゃなくてコンピューターやAIだろうなぁ…それも少し前の発展途上のとんでもAIのようなグロテスクさ。気でも触れたかのよう…
>>続きを読む舞台の劇と独特な映像の融合したみたいで、豪華絢爛で凄かった。
世界観の構築が、何食ってたらこんなん思いつくんだ?という感じ。
映像の中に四角の中で映像を重ねている境界線がぼやけていくのが、とても…
プロスペロー自身が劇作家となり壮大な復讐劇を創作するという、シェイクスピア最後の戯曲「テンペスト」を独創的なアレンジで描いたグリーナウェイの荘厳なる映像絵巻。
幾重にも重なる情報過多な映像に陶酔し…
ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて観ました。
グリーナウェイの作品って「ZOO」ならシンメトリー、「コックと泥棒、その妻と愛人」なら色、「数に溺れて」なら数字という感じで、縛りという…
執拗に繰り返される左右対称の構図、絵画の額縁とそれを覗き込む同じ時代の人々、色面として機能する踊る身体、冗長とすら感じられるような構成のマイムなど、全てにおいてこれが戯曲であることを露呈し続けるよう…
>>続きを読む書物からの膨大な知識によって構築された想像力=魔法の力、という設定の、シェイクスピア劇。
ラストの俗悪なカタルシスは、今作は控えめ。本を閉じて捨てることが、強いて言えばそれにあたる。
冒頭、主人公と…