東京国際映画祭にて。
最近寓話的文脈の作品に立て続けに触れたこともあり、何かとこの作品を思い出すようになった。
オイディプス王の物語(戯曲)をモチーフにしているこの作品も「幸福なラザロ」も
・ま…
アンゲラ・シャーネレク監督作品はアテネ・フランセの上映でしか見たことがなく(6本)一般映画館の大画面で見られたのはよかった。
シャーネレク映画の中では見やすい作品。
『Somebody Comes…
【ストローブ=ユイレ系はよくわからない】
昨年の東京国際映画祭で話題となったアンゲラ・シャーネレク『MUSIC』を観た。アンゲラ・シャーネレクはストローブ=ユイレに近いイメージがあり苦手なものがある…
誤って男を殺してしまった青年が刑務所に入り、そこで出会った看守の女性と音楽を通じて恋に落ちるが...というお話
期待していたアンゲラ・シャーネレク監督の最新作。『家にはいたけれど...』は全くよく…
東京国際映画祭2023
オイディプス王をモチーフにしたミュージカル
みたいな前情報しかないまま行ったらミュージカルてほど歌はなく、歌も何語だろう?みたいな言語で優しく歌ってた
そんで手と足の映…
全てのショットが美しくて儚くて凄まじかった。
物語の核となるオイディプス王はさておき
これだけ芳醇なメタファーと死せる空気と神話の滑稽さを同時に提出できる力量に驚いた。
見ている時の時間感覚の崩壊と…
ブレッソンやゴダールを想起させるようなカメラワークと歴史的な物語を見事に調和させている。スクリーンの前にいる私たちに課せられた義務は、物語の細部まで理解しようとすることではない。その語られ方の巧妙さ…
>>続きを読む©Shellac