快盗ブラック・タイガーの作品情報・感想・評価

「快盗ブラック・タイガー」に投稿された感想・評価

珍しいタイ産の西部劇映画。
背景がなぜか昔の絵みたいだったり、色彩がカラフルだったりして、中々珍しい。
回想シーンでは映像を古臭く見せてるのも好感触。
ストーリーはありがちな悲哀物だが話は分かりやすく、西部劇をあんま観ない人(自分)でもとっつきやすかった。

しかし個人的にはあんまり面白さの分からない映画でした…。インパクトはあるんだけどね。
アクションが少なかったり、戦闘シーンがややあっけなかったりするせいなんかしら。

発想は斬新だが、個人的にはそこまで入り込めなかった…。
出来が悪いわけじゃないし、内容的にはなかなか珍しいので、この手の映画が好きな人ならどうぞ。
色んな映画に興味があって、ツタヤで気になって見たのは高校生の時かな。。。結構面白いやん、と思った気がする。。。確か。。。

とにかくパッケージのこのカラーが目について覚えてた。
tak

takの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 こ、こ、これは面白い!。カンヌに正式出品もされたメイド・イン・タイランドの大活劇(タイからの出品はこれが初めて)。西部劇調の演出に切ない悲恋物語も織り込まれ、映画の楽しさが凝縮されたエンターテイメント。見終わったらもうお腹いっぱいだ。監督はこれがデビュー作となるそうだが、独特の色彩感とスピード感にグイグイ引き込まれてしまう。美しい緑の風景に赤い屋根が印象的なオープニングや、ピンク色の豪邸など、元来ビビッドな色彩がわざと発色を抑えて撮られ、往年の”天然色映画”の雰囲気を出したのは見事。さらに主人公ダムが一人ハーモニカを奏でる場面のチープなセット撮影も笑ってしまうくらいに印象的。

 主人公ダムは父親の復讐のため盗賊団の一員になり、ブラック・タイガーと異名を取る銃の名手となる。この一味が出てくる度に、映画は一転してウエスタンとなる。盗賊団のボスであるファーイの風貌はどこかチャールズ・ブロンソンを思わせるし、マカロニ・ウエスタン調の音楽が流るわ、サム・ペキンパー監督作のような血まみれスローモーションも出てくるわ・・・当てずっぽうだけどこの監督は本当に研究熱心な方とお見受けした。クライマックスの元相棒との一騎打ちにしても、目のクローズアップと、頭からしたたる雨の粒を追うカメラ・・・うーん、セルジオ・レオーネかっ!?。

 二人の身分違いの恋は成就せぬまま終わるのだけれど、これがまた切ない。故に活劇だけで終わらないのね。夕陽がハイスピードで沈むのをバックにした海辺での愛の告白は本当に泣かせる。最後に繰り返される「人生は長い苦しみです。だから一瞬の幸福を求めるのです。」という台詞にまたグッとくる。また胸ポケットに入れていたハーモニカで一命をとりとめながら、ラストではフォトフレームを弾丸が貫通してしまう対比の見事さ・・・。二人の関係を最初からすべて見せずに、少年時代のエピソード、再会、告白、”乙女を待つ場所”での約束・・・と少しずつ二人の関係を明らかにしていく構成がまたこの物語をスリリングにしていく。くーっ、好きだ!これ。
K氏

K氏の感想・評価

3.7
試写会で見ました。マカロニウエスタン+純愛ストーリーで、映画のおいしいとこを微妙にcatch upしている作品です^^;
わかりやすいアクションとちょっとクサい演技もなんのそのトムヤンクンパワーでおしきってます。
タイの人は、この映画で感動したりするんですかね(汗
随所に、笑い所もありますので、そういう意味で見てみてもいいんではないでしょうか。
ラストシーンでは、人の幸せを壊して手に入れたものはいかに無意味であるかという名言を突き付けられますた。
ikaboshay

ikaboshayの感想・評価

4.0
イタリアのウエスタン映画がマカロニウエスタンと呼ばれるように、こちらはタイなのでトムヤムクンウエスタン。
なんとも思い切った美術。蓮畑の東屋などはとても綺麗。劇画のような世界観に漫画のような演出。話がベタなロミオとジュリエット系の話なのでその演出がまたハマっている。音楽もとてもいい。
好き。
taketakana

taketakanaの感想・評価

3.3
色彩の濃さ!
そしてブラックタイガーのB級アクション!
ただ、そこまでトンデモ設定ではないです。怪傑ゾロをタイでネタ枠として作ったみたいな感じでしょうか。
チープさを求める方は、是非。
トムヤムウエスタンとコピーにあるが、色彩の独特さとか雰囲気がたまらないです。