『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督と、トム・ハーディの並々ならぬ野心がこれでもかと詰め込まれた味付けの濃い作品。
描く題材がハイコンセプトなだけに、単に暴れまくるハーディを撮ったところで面白くないということは撮影前から分かっていたのでしょう。
監督、役者、編集等、作り手側の全員が『オレ流の魅せ方』に突っ走っているだけに、こうなるともはやストーリーやブロンソンと呼ばれた実在の人物像などはどうでもよくなる。
製作者全員の集団的営為による“大人しくない”アート系映像作品とでも考えると良いかもしれない。
落ち着いて書いてるけど、レフン監督独特の彩度の高い色彩やトム・ハーディのキャラ造形など、実は相当楽しめました。
内容なんて考えなくていい。
この“様式”を楽しむのだ★
トム・ハーディは作品によって全く顔が違うなぁといつも感心しています。例の如く近所の○SUTAYAに本作無くて観たいけど後回しになっています(;´Д`A
ゆきさん* 製作者側にとっても、観客側にとっても、毎回期待以上の仕事をこなす、今最も信用のおける俳優、トム・ハーディ★ 過去作品も例外なく楽しめますし、特に本作は是非堪能して頂きたいです~(^^) ゆきさんちの近くの〇SUTAYA、もっと頑張って欲しいですねぇ(;´Д`)