ロフト.の作品情報・感想・評価

「ロフト.」に投稿された感想・評価

意外に面白い。これ後にオランダ、アメリカでもリメイクされてた。

男5人が共同で借りた秘密の部屋で起きた女性の殺人事件、被害者は5人に何らかの接点が。

しょうもない男たち。浮気のために部屋借りて。そんなに浮気したいんか…と思いながら見てたけど。

ビックリするほどのラストではないけどなかなかよかった。

マティアス・スーナールツ出てるし、他作でも組んでるエリク・バン・ローイ監督とケーン・デ・ボーウ主演は良いコンビだな。
秘密の部屋を共有していた男5人。
ある時、女性の死体があり男達は隠蔽工作や犯人捜しに疑心暗鬼になる感じのストーリー。

犯人捜ししながら観てしまいました。でも…予想は外れで、そっちかぁ!的な感じで面白かった。
たびたび回想が入るのは集中力が途切れてしまいます。
犯人がわかりスッキリする内容だったので良かったですが、最後は…そんな感じの終わり方で少し残念な気がしました。
♪ 私は今 
  南の一つ星を見上げて誓った
  どんな時も微笑みを絶やさずに
  歩いて行こうと

ベルギー産のミステリ。
「五人共同で使う不倫部屋(これがタイトルに繋がる)に転がる死体。しかし、警察に届けると不貞行為が家族にバレてしまう。はたして彼らはどうするのか…」という物語です。

だから、基本的に主人公たちはクズばかり。
不倫部屋を用意した建築家。浮気相手に心を奪われる医師。他人を傷つけることに無頓着な男。クスリを乱用する遊び人。誰も彼もが下半身で物を考えているのです。

何しろ、綺麗な奥さんがいるのに、パーティで話す内容は「誰を口説くか」ですからね。社交パーティは夫婦揃っての出席が基本なのに…すごい度胸ですよね。

ゆえに物語も痴情が上や下やの大騒ぎ。
死体は誰なのか…とか。
犯人は誰なのか…とか。
そんなことよりも脳裏を過ぎるのは、湿った汗の香りが漂う寝所の営み。いやぁ。ここまで下半身主導だと清々しいですね。

ただ、そんなグチョグチョな展開ゆえに。
真相に繋がるヒントが少なくて先を読めません。人格を疑われるかもしれませんが、ミステリ好きの口角が上がるのは“謎”。この手探り状態は逆に嬉しいのです。

また、そんなミステリ好きを嘲笑うかのように“伏線(と思わしき要素)”がゴロリと転がっているのも良いのです。ラテン語のダイイングメッセージ。不動産屋に紹介された夫人。この“あからさま”な描写は故意なのか。それとも偶然なのか。それを想像するだけでワクワクするのです。

まあ、そんなわけで。
転がるボールは右に行くのか、左に行くのか…。そんな姿勢で臨むと楽しめる作品。期待値は低めに設定することをオススメします。

最後に余談として。
本作の最大の謎…それは邦題の最後に付く“ピリオド”の意義。他の作品と区別したいのならば、邦題お得意の“サブタイトル”を付ければ良いわけで。「秘密の部屋と謎の死体」とか「痴情最大の作戦」とか…って我ながらセンスの無さに肩が下がりますが…。

はたして貴方はその謎を解けるでしょうか?
QUENZE

QUENZEの感想・評価

3.8
2008年のベルギー映画。のちに、オランダやアメリカでもでリメイクされた人気の作品。
再度鑑賞で犯人が誰かを思い出してスッキリ^ ^
あの精神科医の浮気、まだ続くのかな?って感じで終わってるから、続編があっても良さげなんだけどなぁ。

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ版、オランダ版とこれ、3つ観たらさすがにあきる。
しかも内容がセリフにいたるまでほぼ同じだし、サスペンスといってももう誰が犯人とかわかっちゃってるんだから…。

なんかこれはキャストがイマイチだったわ。
特に女性陣、全く華がない。
男性のほうは一番クソのヴィンセントがなかなかのイケおじでよかったけど全体的に年齢層が高すぎな気もした。

総合的にいってオランダ版が一番よかったかな。

とりあえずこの男どもが揃いも揃ってクズなので全然感情移入できない。
あとやっぱりラストがどうしても好きになれない。
誰も幸せにならないでほしいわ。
yuusai

yuusaiの感想・評価

4.6
ベルギーのミステリーと言えば、「メグレ警視」のGeorges Simenonが有名で、日本の「名探偵コナン」に多大な影響を与えた作品として知られてます。ドラマ版は、あのRowan Atkinsonが渋く熱演してます。その評判の良さから2010年にオランダ本国で「LOFT 完全なる嘘」(ラストが若干違う)でリメイク。そして2014年「パーフェクト・ルーム」でハリウッド・リメイクされる、此方は既にレビュー済ですが、3作品の中では、やはりオリジナルの本作が1番出来が良いです。

イントロダクションを見て思い出すのが、奇しくも同じ2009年に六本木ヒルズのマンションで起きた、ホステスの女性が全裸で死亡していた俗に言う「押尾学事件」です。本作をご覧頂ければ実に設定が似通っており、この手の話は古今東西変わらないのだと、やるせなさが甦ります。

本作の特長は名探偵や名刑事が登場する訳では無く、胡散臭さ満点の5人の当事者だけで推理と捜査が回想も交えて行われ、真実に至る過程が実に秀逸に描かれてる。特にトリックについては、全て映像で表現されており、与えられた材料のみで衝撃の事実へ辿り着けるよう、とてもフェアに作られてる。(ヒントです)特に犯行現場については、それ自体がトリックのキーワードに為っており、これを見誤ると大事な伏線を見逃して混乱する仕掛けが散りばめられてる。更に5人の容疑者が絶対バレては困る奥さん達の演技が謎に拍車を掛け、身に覚えの有る殿方を大いに震え上がらせる効果も有る(笑)。

もう一つ見逃せなのが全編を漂うスタイリッシュな雰囲気。建物、家具、登場人物の着こなし、なんなら警察に至るまで実にオシャレに仕上がってる。ハイソサエティーなムードとは裏腹にやってる事は人の道に外れてる、このアンバランスさが魅力ですが、特に既婚者の女性の方には到底容認できない設定なので、感情移入と言う点では確実にマイナス、この作品は登場人物と同じ様に殿方が1人で、こっそり観るのが正しい鑑賞方法かもしれません(笑)。

「ベルギーで10人に1人が見た」の看板に偽りなしの本格ミステリー。肝心の動機がチョッと弱いのが難点ですが、各国でリメイクされるのも納得の完成度。この作品の邦題は「ロフト.」(原題LOFT)最後のピリオドが何を意味するのか、観て頂ければ分ると思います。推理小説ファン一押しの作品です。
この映画で学んだことはただ1つ。
"男は皆浮気する生き物"
ザン

ザンの感想・評価

3.5
個人的には、あのぽっちゃりしたお喋り男がもっと痛い目にあって欲しかった。


奥さんがいるにもかかわらず5人の男性だけの秘密の場所を確保!!
羽を伸ばそう、やりたいことをしようと、少年時代のような秘密基地と言いましょうか

そして、ある日
1人の女性がベッドの上で手錠をかけられた状態で亡くなっている

え!とか男性陣はどうにか逃れれるとか
普通はそういうふうに考えますが
男性それぞれに奥さんいてて、いけないこともしてますし、大いに苦しんでもらいましょうと私は思いました。
先に進むと女性側のことも知って、前に書かれたこの気持ちをどうしてるくれるんだと複雑な気分でした。
でもよく考えられた映画です。さすがベルギー産!
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ケーン・デ・ボーウ♠クリス・オートリブ(精神科医)
フィリップ・ペータース♠ビンセント
ブルーノ・ヴァンデン・ブルー♠ルク
マティアス・スーナールツ♠フィリップ(クリスの弟)
ケーン・デ・グラーヴェ♠マルニクス

アン・ミレル♦️エレン(クリスの妻)
ティン・レイマー♦️バーバラ(ビンセントの妻)
ヴィーネ・ディエリックス♦️エルシー(ルクの妻)
シャルロッテ・ファンデルメールシュ♦️ビッキー(フィリップの妻)
マーイケ・カフメイエル♦️ミリアム(マルニクスの妻)

ヴェルル・バーテンス♦️アン・マライ(妹ソフィーはクリスの患者でした)
マリエ・ヴィンク♦️サラ(赤いドレス)

1回目
YukiFunaki

YukiFunakiの感想・評価

3.0
キャストは豪華だがテンポが悪く、最後まで見る気にならなかった。
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