unknown アンノウンの作品情報・感想・評価

「unknown アンノウン」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

出口を閉ざされた廃工場にて、5人の男が目を覚ます。
しかも全員が記憶喪失であるものだから、それぞれが自分の正体について頭を悩ませ、自分も相手も信用出来ないといった負のスパイラルに陥ってしまう。
工場内を捜索する内に新聞を見つけ、我々の誰かが誘拐された実業家とその付き人である事、誘拐犯がこの中にいるのではないかという疑惑が浮かび上がる。
拍車をかけるように、誘拐犯と思われし男からの電話がかかってきて、日没にはこの工場に戻ってくるという知らせを受ける。
迫り来るタイムリミットまでに、彼ら5人は真実に辿り着き、生き残る事は出来るのか…。

“SAW”や“CUBE”のようなソリッド・シチュエーション作品として展開される本作。
まず第一に、こちらの興味を惹き付ける設定は中々良かったと思います。
5人全員が記憶喪失であり、廃工場内に閉じ込められているという緊迫した環境下。
自分の素性も分からないものですから、自分と同じ環境に立たされている4人に対しても警戒心を剥き出しにして言い争う、疑心暗鬼に陥る様はこのシチュエーションを一層搔き乱してくれる、活性剤になっていました。

ただ、この手の記憶喪失に苛まれる人物が記憶を取り戻す、その過程がただの偶然・不規則となっているのが勿体ない。
それこそ記憶喪失となった人物は、ストーリー通してその記憶に関連する出来事、引き金があったからこそ記憶を思い出す…といった一種のテンプレがあるものですが、本作の場合は時間が経ったから段々記憶が戻って来た、程度の描写となっています。
そのため、鑑賞していく毎に彼らの素性が明かされていく楽しみが乏しい。
こちら側に提供される彼らの断片的な記憶と、劇中内の一挙一動が積み重なって失われた真実に辿り着く…といった段階を踏んでいない。
最終的に彼らが勝手に記憶を取り戻し、今までの過程がほぼ意味を成していない、繋がっていない隠された真実を見せてくるわけですから、記憶喪失という要素が生み出す面白味を損なわせている、と感じられました。

最終的なネタ晴らしも同様です。
主人公ポシジョンに準じていた男と、彼を信用していた男の素性が明らかになるクライマックス(誘拐犯グループの一人と思いきやFBI捜査官、誘拐された実業家)も、その真実に直結する材料や布石が大して練られていなかったため、最後の最後に悪い意味での斜め上の真実を告げられても、こちらからしたら「じゃあ今まであれこれやってきたのは意味がなかった、というか後出しじゃんけんみたいじゃないか」と落胆してしまう。
この上、最後の最後にもう一つどんでん返しを引き起こすのですが、これもまた、やった意味があるのかどうか疑わしいぐらいにはあまり意味を成していない。
主人公と実業家の妻が裏で手を引いてました、というどんでん返しを、最後にぶつけてきた甲斐がほぼない。

宣伝でよくある“視聴者が驚く衝撃のラスト!”を露骨に取り入れたかのような、突貫工事っぷりを感じてしまったのが大きいですね。
それこそ“SAW”のラストみたいにこちら側の盲点を突いてきた、これまでのストーリー全部の辻褄が合ってしまう、という文字通りの天地返しをやったのならまだしも、最後の最後に脈絡もなく実はこうだったんだよ、と告げられても、必要性を感じられない刺身のツマ程度にしか認知出来ません。
興味を惹かれる設定、登場人物の試行錯誤を重視した疑心暗鬼の嵐は好みでしたが、もっとあれこれ練る必要性(ストーリーを通して真実に近付いていく手応えが乏しい)があったのは否めません。
ラストシーンの取って付けたような急ごしらえラストが大して意味を成していない、のも残念…。
【廃工場で目覚めた5人の男は全員が記憶喪失だった。。。】

手錠かけられてる者や監禁されてる者もいて、自分は何者で、誰が味方で誰が敵だか・・・

密室劇で設定も面白いし、物語が進むにつれそれぞれの正体や立場、置かれた状況が分かってくるのも楽しい。

ただ、なーんか物足らない感じもする。

テンポかな?

アクションや心理戦的会話などでもう少しメリハリも欲しかったのかも。。。

それなりに面白いのだけど。。。


そしてラストのどんでん返しは、、、ま、それが正解なんだとも思うけど、なーんかなぁー笑【→つづきはコメントでネタバレ】

ま、それなりに面白かったのだけど。。。笑
コミチ

コミチの感想・評価

3.0
何年も前に一度観たきりでほとんど覚えていなかったので再度鑑賞。
そうだそうだ、冒頭部分はSAWに似てるんだーと観ながら思い出し、それ以外は何一つ思い出せず(すみません)
これは改めて楽しめるー!短い時間でテンポも早くどんどん核心に迫る、これは面白くなるぞーってワクワクしたのですが

犯人側の人間は誰なのかというのはある程度予想できるので、ラストではかなりのどんでん返し来る!と思ったらおぉ…そっか…

救われたい気持ちもあったかもしれないけど、やろうとしたことは最低で、それも上手く行かず。
だからこそ、あれは全てを断ち切ることを決めた表情だと思いたい。

アダム・ロドリゲスがいた!若い!バリー・ペッパーも!この俳優さん出てたなーって気付けるの嬉しい☺︎
しばらくぶりに見た、設定、展開、ラストのグルングルン変わる味方と敵となる見方。面白かった。
memento

mementoの感想・評価

3.2
SAWみたいな廃工場で気を失ってた5人のおっさんたちが目覚めてみると全員記憶喪失で、誰が敵か味方かわかんね!って…
なんて都合のいいシチュエーションw
でも気楽に見るにはまあまあ面白い。

薄暗いし似たようなおっさんばかりだしカメラワークもわざとなんだか乱闘シーンは誰が誰だか判断付かず。

「メメント」のテディ役の俳優さんが出てた。他で見たことなかったのでちょっと嬉しい。
ラストに一捻りあり。
犬

犬の感想・評価

3.3
匂い

記憶を失ったまま廃棄工場に閉じ込められた5人の男たちが、自分が何者かもわからずに生き残りを賭けて闘う様子を描いたシチュエーションスリラー

記憶がテーマ

男たち
疑心暗鬼に

ストーリーはまあまあかな

謎感が楽しめます
MOE

MOEの感想・評価

3.6
思ったよりも明るい。
記憶喪失の登場人物たちがワチャワチャしながら、自分の正体を探る様子が面白かった。
時間も短くて、展開も早い。

ラストのプロット・ツイストもナイス!!
目覚めたら倉庫の中で記憶喪失の男たち。どうやらこの中に誘拐犯とその人質がいる…ということで、誰が加害者被害者かを探り合う密室ミステリーの趣向が面白い。ここだけなら舞台劇っぽいが、警察と誘拐犯一味の追跡も同時進行し、徐々に連帯感も芽生えてきて、最後はやはりツイスト。ジム・カヴィーセル、バリー・ペッパー、グレッグ・キニアとか当時だと割と粒ぞろいのキャストだし、サスペンスの盛り上がりには欠けるけど、小ぢんまりとまとまってる。ただ、結局誰が誰だったのか若干わかりにくく、倉庫内の人間模様をもっと面白く出来たような物足りなさも。
かりん

かりんの感想・評価

2.6
記録 なんだかなぁ🙄
序盤ドキドキしながら観てましたが中盤~⤵︎ ⤵︎ ⤵︎
でもラストで笑いました🤣
低予算で作るには都合がいい作品、それが密室スリラーだ。ひとつのスペースでああでもない、こうでもないってしてればいいからねっ、ケッ、カーッ、ペッ!

目が覚めるとそこは雪国ではなく、見知らぬ廃工場だった。なぜこんな場所に閉じ込められるのか、それどころか自分自身が何者なのか記憶がない。野郎ども5人が疑心暗鬼の中、決死のサバイバルが始まっターッ!

あり得ない都合の良い設定に観る気が失せる。短い作品なのに中盤でダレてくる。でも、ハマる人にはドキドキ感が迫ってくるかもねっ!

むさ苦しい野郎どもだ。汗の匂いがしてきそうだ。小奴らの駆け引きと腹の探り合いがもどかしい。もう寝るぜっ、バッキャ…

でも、ラストへの展開は、ホホウとなり見ものだった。ジグソウが出てくればもっと良かったのにぃ。そして、ゲスい。極めてゲスい。こんな仕掛けだったとは。これが人間のゲスさなのかっ、バッキャローッ!
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