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レベル5
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目次

レベル5の作品紹介

レベル5のあらすじ

ローラは亡くなった恋人の仕事を引き継ぎ沖縄戦についてのコンピュータ・ゲームを完成させようとする。仮想空間の中に現実と虚構が交錯するマルケル晩年の問題作。

レベル5の監督

クリス・マルケル

原題
Level Five
製作年
1996年
製作国・地域
フランス
上映時間
110分

『レベル5』に投稿された感想・評価

菩薩
4.1
『クローン・オブ・エイダ』の様な物を想定して行ったら何やら珍妙な作品だったが、記憶へのアクセスとその再構築(あちらはクローンだけど)の点では類似性が見受けられた(勿論こっちが先だけど)。日本人の意識の集団忘却に対する懸念を超えたもはや批判、かつて「捨て石」とされた沖縄の現実は今もなおこの国の無意識・無関心の狭間に追いやられている。次々と積み上げられていくその悲劇を目の前に突きつけられても、我々大衆はその偽りの平和の仮面を脱ごうとはしない。死によってしか到達出来ないレベル5、ではその「記憶」は死後誰が担い、引き継いでいくのか。「あなた」はもういない、それでも彼女は「オキナワ」に向かい続ける(やがてそれも終わる)。
同時上映のほか2本の内、1時間半寝た後でメインディッシュに臨む。

96年の作品となっているが、撮り溜めた映像が完成に至るまでかなりの年月がかかったのか、ドキュメンタリー映像もコンピュータ表現もかなり古い。

それでもメタバースやアバターやWEB3.0を感じさせる表現はあり、驚かされる。

不確かな未来と近くて遠い過去の呪い。
それらを繋ぎ止めようとする行為が、面白くもないゲームという表現に貶められているのは、面白い。

ただし、沖縄について語る姿勢も中身も何も感じ入るものはないし、ぐっだらぐっだら延々と垂れ流されるフランス独特の長い語りには途中からほぼ字幕を追うのを断念。

大島渚が、
全ての戦争映画はダメだ!
片方側からしか語られていない!
と宣うインタビュー。
その挙句が戦メリかよと苦笑。

見どころ、考えどころ、ツッコミどころ、語り代は満載。

〜〜

今日の一曲

レベル違いの木村カエラのデビュー曲を

木村カエラ「Level 42」

https://m.youtube.com/watch?v=ZAonC3rkv0Y
mi
2.5
編集の天才クリスにお願いするわ。
なるほど。たしかに編集の天才かもしれん。
90年代、コンピュータが一般に普及し始めた頃と考えると、斬新なアバンからエキセントリックな匂いがプンプンする。
しかしながら、なんともまーとっつきにくく、死でしか到達しないレベル5がうんぬんもともかく、ローラの放つ言葉がどうもセリフ臭くもあり、やはりというかなんというか途中から完全に落ちた。
難しすぎてついていけない。
コンピュータやネット社会へのアンチテーゼと捉えるにはあまりにも浅すぎる気がする。


2019劇場鑑賞64本目

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