迷い猫/新宿♀日記 迷い猫の作品情報・感想・評価・動画配信

迷い猫/新宿♀日記 迷い猫1998年製作の映画)

製作国:

上映時間:70分

3.6

『迷い猫/新宿♀日記 迷い猫』に投稿された感想・評価

傑作!!
喫茶店での対話シーンの切り返しと台詞回し、完璧な気がする。平泉成が注文で店員を呼ぶときだけ店外からの視点に切り替わり、車道の音が流れ込んでくる感じとかも、どうすれば映画のリズムが気持ちよく…

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 平泉成と長宗我部陽子の切り返しや徐々に滲んでいく夏の景色が素晴らしい。バナナジュースや父親、海、全てが過去で郷愁。何もかもが思い出であり死体ですら記憶としてカットに残る。テープレコーダーはあっさり…

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ニシ
4.1

丁寧に描写される長曽我部蓉子の歩行は、行くあてもなく街で立ちんぼしようと海へ行こうと全く意味を持たず、強制的に自宅かホテル、またインタビューされる喫茶店に引き戻されるのであって、ホテルへ行くもしく…

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難しくてよく分からなかった…
けん
3.3
雑誌記者が喫茶店で立ちんぼをしていた主婦から話を聞いているシチュエーションの映画。

やったこととは別に、喫茶店で淡々と話す感じがいいかな。
立ちんぼをやっていた主婦が旦那を殺す経緯を週刊誌だかの記者平泉成に告白する。
喫茶店での2人の会話を交互に顔アップで撮りながらがいい。
女優さんの台詞回しも棒読みセクシー女優とは一味違う。
3.0
可もなく不可もなし
0
2.0
NN2/28
雑誌記者の男と訳アリの女が喫茶店で会話しながら扇状回想していく、90年代のどこか現実感のない世界が映像から透けて見えてくるようなBGV的作品。そして平泉成の安定感。何も無いならこのくらいの尺が潔い。

記者が殺人を犯した女に淡々とインタビューするだけの内容なのにずっと面白い。無表情を保ちながらも呆れや憤りを薄っすらと滲ませる平泉成の熟達した芝居。それに対する長曽我部蓉子の虚無と諦念が入り混じった「…

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