あるブルジョワ家庭の崩壊を描くサスペンスで、キャスト陣の緩やかな演技が光る傑作。何より主演のステファーヌ・オードランが素晴らしかった。しかし、夫役のミシェル・ブーケが、職場ではほとんど仕事をせず、何…
>>続きを読むオープニング、平穏な家族の風景に重なる不穏な劇伴。夫が母親の眼鏡を取りに自宅内に戻ると、迅速に振り返る電話中のステファーヌ・オードランのバストショットがアクション繋ぎで接続され、尋常ならざるカッテ…
>>続きを読む春の陽光を思わせる温かい光の中に、少しだけ色褪せたあの頃のポラロイドのような景色が映る
映像だけでもう目が楽しい…
終盤、夫の上着のポケットに自分の不倫相手、そして今は失踪している男の写真を見つけ…
シャブロルの映画で、と言っても2本しか見ていないのだが、顔のアップとなる時は、手と顔の分離を意味する。仮面に徹する顔の下では殺意の衝動が芽生えているわけだが、本作ではそれが映されない。
ライターやテ…
撲殺の瞬間の野暮ったさが悪目立ちするが、死体処理の間の時の流れの鈍重さやラストショットの時空間の緩やかな静止に見られるような、映画それ自体のゆっくりとした進行が夫婦の遅すぎる通じ合いとシンクロする様…
>>続きを読む・サスペンス:ミニマル
・人物が少なく、行われていることも少ない
・後期ヒッチコックにかなり近い
・女鹿 映画の作りは少ないが
印象はほとんど変わらない
・パズルをキーアイテムにする
・…
夫婦どちらも分からなさが凄い。歩き始めたがこの男は今から何するつもりなんだと何度も思ったし、この女は今何を考えてるんだろうとも何度も思った。次のシーンに何が起こるのかも分からない。というか予想とか想…
>>続きを読む肉屋より良い。空虚なキモキモおじさんであることを終始徹底していて良かった。ラストの花畑に立つ妻と息子の様はアンドロイドような、ポラロイド写真のような感じで素晴らしい。動かないこと、撮り続けることの意…
>>続きを読む2026/2/22 モルク阿佐ヶ谷
冒頭夫婦がお互いに立て直そうとするけどギクシャクしてしまうところとか、最後のアイコンタクトだとか、言葉にしなくても気持ちの機微がビシビシと伝わってくる。旦那さん、…
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