おかえりの作品情報・感想・評価

おかえり1996年製作の映画)

製作国・地域:

上映時間:99分

3.9

『おかえり』に投稿された感想・評価

ただいま。おかえり。

どこにでもある夫婦の日常。妻が少しずつ奇行に走り崩れていく、、、。

7年ぐらい前にたまたま観た「SHARING」が結構良かった篠崎監督ですが、その後他の作品を観る機会がなか…

>>続きを読む
「良い」映画
私の頭の中の消しゴムを思い出した
配偶者がこうなったときに支えられるような強い愛と強い力を持ちたいとは思った
このレビューはネタバレを含みます

正常に狂うとはこのことを言うのだと脱帽。

百合子のことを、統合失調症を患ったと言えば容易い。だが、結婚して家庭での時間が長くなれば、閉塞感は強まっていくだろうし、孝との関係も良くも悪くも雑になる。…

>>続きを読む
2.1
自分がおかしくなったとき、壊れないよう支えてくれる人はいないと思った。オワリꧦ𐅁𐀸𐋠𛰙᭜𖫴𖫰𖫱𖫳𖫲𖫲𖫳𖫴𖫰𖫱꛰ﯩᩝ︪᭜𖫴𖫰𖫱𖫳𖫲𖫲𖫳𖫴𖫰𖫱꛰ީ)
Juzo
4.6

穏やかな日常を過ごしている夫婦の関係が、妻の不可解な行動をきっかけにゆっくりと崩れていく。
観ていて強く印象に残ったのは日常がじわじわと歪んでいく不安感。妻が少しだけ奇妙な行動をとることで、どんどん…

>>続きを読む

ずっと異様。'静かな美しさ'という怖さ

『或る夜の出来事』ように薬指がキラッと光ったり、『ゼイリブ』のような陰謀論的な会話だったり、『アブラハム渓谷』のような歩くカットだったり、、
なーんていうこ…

>>続きを読む
4.3
35mmフィルムで鑑賞。
寺島進と小松正一による飲み会の一連のシーンが好きすぎる
3.6

アメリカ映画的パラノイア(70年代以降ペキンパー陰謀劇の香りがするのは制作会社の名前のせいか)が突如生起した上島美穂とそれに対峙する寺島進の夫婦劇。固定ショットの長回しの室内場面がしばらく続くが盗難…

>>続きを読む
篠崎誠の監督第1作。壊れつつある妻に寄り添う寺島進の、やさしさと戸惑いの演技が素晴らしい。夜回りの妻を「おかえり」を迎えるたたずまい。
ユーロスペースにて
『cure』、『デュオ』より前。
この二つとは違って、男が一度も爆発せずに寄り添い続ける。
そしてそのことがこの作品をコメディたらしめている。

あなたにおすすめの記事