加害者が心から悔いているならば
被害者が許すのならば
救われていいだろう
被害者も悲劇に生きる必要はない
幸せになっていいじゃないか
*
“はっきりさせなくてもいい
あやふやなまんまでいい…
ドキュメンタリータッチに切り取られた死の香りと社会の闇もとい現実が描かれる早川千絵の源流。
"ルノワール"がめちゃくちゃ好きで仕方ないので、早川千絵監督のこちらを見てみた。
まず本作は早川千絵監督の…
この時期の早川監督作品を観て、あぁこういうことがやりたいのかという意図がわかった。ここ最近の早川監督作品は社会問題と海外的「ぽさ」に注目が行き、本質的なことが分かりにくい。主人公の周辺のみで語られる…
>>続きを読むpff2014のグランプリ作品。養護施設、死刑囚、認知症と字面だけ見ると重くなるべき話ではあるのに何故か主人公がかなり楽天的。そのギャップで押し切る。駅のホームで電車の音をRECする撮り鉄の撮り方が…
>>続きを読む早川監督の才気迸る初期作。
どんな人も愛情を持って眺める監督の優しさがどの場面にもしっかり滲んでおり、花火大会終わっての余韻が凄い。
タイトルを観て、子どもの頃雑誌『主婦の友』との川柳投稿コーナー…
早川千絵の卒業作品にあたる27分の短編。
児童養護施設で育った少女が、施設を出る直前、自分の祖父母が生きていると知らされる。しかも、祖父は死刑囚、祖母は認知症。戸惑いながらも祖母の家に引き取られ、…