藤井道人監督、2011年、42分。
カウンセリングらしきものを受けている男性、小林。そこで「院長」に誘われて、1泊2日のセミナーに参加するが、そこに集まって来ているのはいろんなパターンの社会不適合…
おそらく今日本で最も
引っ張りだこの若いクリエイター
藤井道人
の初期作品。
うーん。
で?と思ってしまった←何様
あの出来事を通して
それまで何とも思わなかったものが
見えてくる
世界が広がる…
藤井道人初期短編作品集①
◉『埃』
埃というタイトルと始まり方が好きだった。期待せずに見始めたけど面白いというか、興味深かった。でも見るタイミングを間違えると病むかも。
藤井監督のエンタメぽい作品…
ひとひねりひねった登場人物たちが、
マイターンで微毒を帯びた台詞を吐きだす、
普通という概念や、
社会という枠組から
外れている(外れてしまった)者たちの叫び、
底辺に追いやられた感のある個の叫び…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭のバス乗り込むシーンのヤンキー、車内の様子でそれぞれのキャラがどのように絡んでいくのか興味深かったが、尺の問題もあり中身は薄かった。
藤井監督作品は好きなのが多いが長編じゃないとやはりおもしろさ…
変わる人も
変わらない人も
向き合わないとと思う人も
向き合わなくてもいいと思う人も
向き合うことから逃げる人も
全部ありそうだし
自分の中にもいるから、
直視が怖くなる
そんな怖い瞬間があるから…
人生を勘定して幸せに暮らすんだ
変わりたいんですいつも。
これは夢で明日になったら目が覚めて幸せな毎日がやってくるんだって。
外光に照らされた埃
そしていつか落ちる
風に吹かれまた照らされる
そ…
テーマや言いたいことがわかりやすすぎるというか、完成されすぎていてこちらが入り込む隙がなく、ぼんやりと見てしまった。
でも埃の映像は綺麗だった。ぼんやりしている時にだけ急に見えるよね、埃。その眼差し…