ユートピアの作品情報・感想・評価

ユートピア2018年製作の映画)

上映日:2018年04月28日

製作国:

上映時間:104分

3.3

あらすじ

「ユートピア」に投稿された感想・評価

白髪染めをぶっかけたくなるおはなし。


本来の舞台であろうユートピアでは物語が進行せず、作品中にて登場するのは殆ど東京なのだが、そのユートピアがどのような地であるかは容易に想像できるよう作られている。
きっと設定が細部に至るまで細かく練られているから、それが可能なのだろう。『ハーメルンの笛吹き男』という短い物語を土台に、ここまで世界を発展させた力量には脱帽せざるをえない。

そして時折見せられる、その構築された異世界の描写も凄い。
目まぐるしく動く映像からは異世界の一部しか読み取ることができないが、しかしやはりそこにユートピアという世界が確固として存在していることを実感できる代物だった。

また、コミュニケーションのすれ違いでマミの名前をマミデスと間違えたり、音楽を初めて知った人間がラジカセを大切に持ち続けたりなど、異世界転生ならではの可笑しさもあって面白かった。

だがメインであるユートピアが裏の舞台であるがゆえに、表の舞台、つまり異常気象が起きている東京が希薄になっていることと、それと相互してマミとベアの友情が薄くて感動を得られなかったことは残念に思う。東京に比べてユートピアが濃すぎたのかもしれない。


…これまで色々な話を見聞き、また本作を観賞して改めて思ったのだが、きっとユートピアというのは、その反面ディストピアなのだろう。
争いを好む人類が住んでいる場所にも拘らず、そこが争いの無い理想郷というのはやはりどこかに欠陥があり、又は不自由な世界であるからに違いないからだ。

だがそれでも、理想を持ち続けることは大切であるはずだ。
そうして希望を胸に抱いて旅立った彼らが、僕にはなんだか輝いて見えた。
bandovi

bandoviの感想・評価

3.4
熱量。自主制作すごい。


「そこがどこであろうとも君が笑顔でありますように」


非日常にワクワクするけど、やっぱ自分の生きてる場所を大事にして、問題から目を背けないで、これは一つのテーマですよね

日本人でファンタジーも舞台感あって好きですけど、やっぱりVFXのクオリティがすげーなこれは













「リピーター」ええ曲すぎる
自主制作映画としては、VFX、衣装に強いコダワリと自信を感じました。

舞台背景のわかりやすい説明がないので、なかなか入り込むのが大変でした。
あと、言語が違うわりには言葉が伝わりすぎているような…。

まあでも、少人数で、これだけのVFXを作り込んだのはスゴイなと感じました。
白組…とはいいませんが、全国公開されるインディペンデント作品は軽く超えているレベルに達していたと思います。
40pay

40payの感想・評価

2.2
空き時間の思い付きで観賞。

正直シンドかったです。

VFXはすごい!
話のスケール感もすごい!
完全まで10年かけた熱量もすごい!

でも全て「自主制作なのに」の前フリありき!

撮影や演技は仕方ない部分はあるとして、
脚本&構成は、もっと分かりやすく出来たんじゃないでしょうか?

ファンタジーなので観客が
その世界の設定をどれだけスムーズに飲み込めるかが重要になってくると思うのですが…
説明すれば良いって事では無いが、
説明しないなら、もう少し解りやすく設定を理解させる演出が欲しかったです。

正直[自主制作映画]自体、あまり免疫が無いので
好きな方には、あのくらいが良いのかもしれませんが…

(甲本ヒロト、杉井ギブロー、斎藤工、深田晃司らが評価はしてるので、気になる方は是非!)
dozen

dozenの感想・評価

3.9
何かの系統のという例えができない、この映画としてのファンタジー
美術や衣装も世界観にマッチしてるけど、見た目のインパクトのような雰囲気映画じゃないのがいい
作り込まれたお話は優しく残酷で、自然と物語に入り込む

キャストの演技やはまり具合、音楽、VFX、すべてがうまく融合している
ただ、歌をみんなそらで唄えるのはファンタジーがすぎる気がしないでもない
MoeMatsui

MoeMatsuiの感想・評価

2.5
どうしても日本人
言葉分からないのに意思疎通が通り過ぎじゃないかな
内容はあまり分かりませんでした。
主演二人ともよかった。日本人の人は広末涼子に似てるなと思いました。
車で運転手(オタク)が力説してるシーンはバックトゥザ・フューチャーのパロディーだと思います^ ^
VFXや白髮、白服とか美術デザインがいいと思いました。
ちゅう

ちゅうの感想・評価

5.0
伊藤監督が構想から完成まで12年の歳月を掛けて創り上げたSFファンタジー作品。VFXの編集をほぼ監督ひとりで手がけたとは思えない、丹念な仕事には圧巻。ストーリーの緻密な設定、「ユートピア」という架空の世界を作る上で、言語まで単語のひとつひとつから作り込んでいったという、気の遠くなるような作業。周りの協力も勿論だが、ここまで人は信念を持ち続け、完成させることが出来るのか。それゆえに舞台挨拶で作品のどんな質問も、即答で返ってくる。既に監督の頭の中には、ユートピアという場所があって、見えているのだろう。SFでありながら、それぞれの心の葛藤も描かれている。何処にもないけど、何処かにある世界、何度も見たくなる作品です。
篤憲

篤憲の感想・評価

4.3
「虹色★ロケット」の伊藤峻太監督が脚本・構想7年、制作に5年をかけて完成した作品。
低予算ながらしっかりとした作りで非常に楽しめる一本です。
最近の邦画は有名タレントなど起用し作品内容を疎かにしている部分がありますが、
この作品は内容で勝負といった感じです。
若い監督さんで多少荒削りの部分はありますが、
脚本、編集、VFX、作詞、作曲など多彩な才能にあふれており
今後の作品に期待が持てます。
ただ少し残念なのが、
裏設定が多いため少しわかりにくい部分があるので、
HPなどで少し設定など公表していただけるといいかと思います。
下北沢のトリウッドでの上映は終了しましたが
関東や全国のミニシアター等で、今後上映してほしい作品です。
ヤコン

ヤコンの感想・評価

3.5
展開の緩急が丁度良く感じた。
少人数でこれだけの物を作れるものなのかと驚いた。
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