映画には2種類あるということを知った。
「聴者の映画」と「ろう者の映画」だ。
全く異なる種類の映画だが、理解することはできるはずだ。
それは、障害者の側が健常者に近づくのではなく、健常者の側…
「聾者の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー。58分間の映画には、声も音も音楽も全く流れない。
耳からは何も聴こえないけど、出演する聾者たちは体を使い、視覚的に「彼らの胸の内にある音楽」…
ろう者と聴者にはどうしたって分かり合えないものがあって、でもお互いに手を伸ばし合ってやわらかいところを手探りするようなそんな映画だった。
ろう者と聴者の音楽はきっとまったく違うものだけど、両者にと…
3年気になってて、やっと観れた。ろう者の音楽、無音映画。上映後のトークイベントで「ダンスと何が違う?」という質問に藝大の先生が「分別する必要がない」と答えていて何もかもわかりそうなのに、自分の言葉で…
>>続きを読む無音のアートドキュメンタリー。
入り口で配られた耳栓をつけて鑑賞した。
観ている間、他の観客の物音はシャットアウトされる。でも完全に無音の状態になるわけではない。自分の心臓の鼓動、息を吸ったり吐いた…
聾唖者の方たちが実際に音楽を視覚的に表すパフォーマンスをしているシーンの撮り方に工夫がないのが残念。。実際に目の前で見てたら迫力と勢いのあるパフォーマンスだろうけど、やはり画面を通して観るとそれが半…
>>続きを読む耳栓を付けて鑑賞する完全無音アートドキュメンタリー。
上映後のトークショーで「耳で聴こえる音だけが音楽じゃない、心の揺れや指先の動きが音楽になる。」と監督が言っていた。
〝音の無い音楽〟を観て体…