ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべしの作品情報・感想・評価

ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし2016年製作の映画)

上映日:2017年07月15日

製作国:

上映時間:86分

3.1

あらすじ

「ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし」に投稿された感想・評価

LuckGun

LuckGunの感想・評価

3.3
音声、映像共にガッビガビで集中力散漫な自分には向いてない作品だった
UK

UKの感想・評価

1.5
集中しないと会話の1/3も聞き取れないようなあの録音はどうなんだろう。それでいて無意味行動をぶつ切りに繋ぎ合わせた映像だから集中を保つのは少々厳しい。ひどく疲れた。
終盤にかかった、ファズギター (?) をフィーチャーしたノイズミュージックには「おっ」と思ったものの、それだけかと言われれば、まあ、ねぇ……。
東京先行試写@ ユーロライブ 19:00開映(上映後、松江哲明・山下敦弘・柴田剛の三氏によるトークイベント)
MoriyaTaro

MoriyaTaroの感想・評価

2.0
映像としては面白いものなのだが、いかんせん睡魔との戦いで、何度落ちそうになったことか。人間、ストーリーと音のない映像では3分と持たないと知った。音が入るたびにハッと我に帰るというのを10回は繰り返した。

こういう映画を税金(に近いお金?)で取らせると言うのはちょっとビミョーだなあ。周知すれば怒る人もいるだろうなー。
まあこれも芸術という事で。。。。
ぴあフィルムフェスティバルの招待作品。バンドのように映画を撮る集団『ギあいうえおス』との触れ込みがあり、実際見てみると即興のように構成された旅の映画だった。
モノクロの映像で、フィックスや流麗なカメラワークで撮られた映像は見応えがあったが、雑味のある音声処理がいただけなかった。

ラスト近くの、古い学校で撮られたダンサーたちのパフォーマンスを捉えた場面で、ようやく全編を支配していた眠気から醒めれたような気がした。
1作目の『ギ・あいうえおス ずばぬけたかえうた』から6年、鬼才柴田剛の新作はまさかのYCAMプロデュース作品。そしてYCAM爆音映画祭にてワールドプレミア。
これがもう爆音上映にふさわしいエクスペリメンタル音響ロードムービーでありました。前作からコンセプトは変わっていないものの、カラフルな要素が増えてるので一般受け度合いも多少は上がってるかな。とはいえ、しかるべき場所に居合わせないと観ることも叶わない特殊な作品というのは前作から微動だにせず。

ギ・あいうえおス(Gui aiueo:S)はバンドである。彼らは楽器を持たず映画制作のツールを用いて音楽を奏でるように映画をつくる。そしてこの映画はバンドが旅をしながら演奏(映画制作)をする過程を描いたもの。
この実験的スタイルは後に鈴木卓爾『ジョギング渡り鳥』に引き継がれますが、クルーとキャストとの間の壁が溶解する先駆けになった作品ともいえるかと。

明確なストーリーはなく、旅の途中で出会う人や物を撮影/録音してゆくのみ。移動手段はまるでミイラのような風貌の車「くじら号2」。天井の穴から突き出したマイクで録音された風切音が爆音で響き渡る。
冒頭のシーンは秋吉台でしょうか。美しくも異様な映像に初っ端からガンアガり。そしてギの行く先にはUFOや地霊や神様が集い、思いもよらぬ展開に至る。

会場には協賛された方々でしょうか、あまり映画ファンには見えない観客もちらほら。こんな狂った映画を爆音で浴びて大丈夫だったのかな?
こういう観る者を選ぶタイプの作品にも関わらず、制作陣の揺ぎない自信にハッとさせられた。それが当然なんでしょうけどね。自分だったら「いやー、これ実験映画なんで、あの、分かりにくいとは思うんですけどね、てへへ」みたいな言い訳を絶対にすると思うから。

YCAM Film Factoryの1作目にこんな特殊すぎる作品を選ぶとは意気込みが伺えますな。ちなみにVol.2は空族『バンコクナイツ』のメイキングムービーだそうですよ。こちらにも期待。