いつもの京都作品で登場する観光名所ではなく、殺風景な現代風の京都の街並みを主人公たち最下層の愚連隊がショボい犯罪をしながら闊歩すること様子を軽快なカメラワークで捉えることで観客の固定観念を覆そうとす…
>>続きを読む任侠映画のような義理人情とも無縁、仁義なきシリーズのような戦後の貧しさとか上昇志向とも無縁な、ドライで無軌道な連中を京都を舞台に描く。手持ちカメラの街頭ロケを多用しているのでゴダールの「勝手にしやが…
>>続きを読む松方弘樹ら4人組は、
白タクや恐喝などでその場をしのいでいる愚連隊。
彼らには上下関係はなく、
親分に仕える博打打(極道)らとは距離を置いていた。
愚連隊の始まりは、
戦後の闇市のころ。
そのこ…
戦争はまだ近くにある、1966年。
戦争からも高度成長からもヤクザからも脱落しネチョネチョ生きていく。
「愚連隊は民主主義やさかいな 儲けた銭は仲間内できれいにわけんねや こりゃほんまの民主主…
「インポ!」と罵られた途端、それまでもにょもにょしてた松方弘樹が「俺たちゃ人間だ!」と急に覚醒して爆笑。
建物にしても車にしても、歪み、外との陰影がパキッとでる窓越しのショットがえがった。
半グレ…