『ブルージェイ』
原題:Blue Jay.
製作年2016年。上映時間80分。
かつての恋人同士が偶然の再会を果たし、過去の思い出を振り返りながら互いの消せない記憶を辿る大人のラブストーリー。
全編が白黒で撮影されてます。
また、今作品には台本はなかったそうです。
役者には映画の概要と自分のキャラが与えられ、あとは即興で演じるというモノだったとか。

カリフォルニア州の田舎町にあるスーパーマーケット。
たまたま地元を訪れていた中年の男女、ジム（マーク・デュプラス）とアマンダ（サラ・ポールソン）は、そこで偶然 再会する。
高校時代にはカップルだった2人だが、今ではお互い別の場所に住んでいて、アマンダは他の男性と結婚し、子どももいた。。。

今作品は、なんちゅうても主役の2人のアドリブに大きく依存した作品でしたし、そこを考慮したら加点もやむ無しです。
すべてのシーンで巧くいってるとは云い難いですが、デュプラスとポールソンは巧みな演技を披露していました。
(ポールソンはドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズでも巧みな演技を披露してた)
もし、今作品の1シーンか2シーンを、即興であることを伏せて誰かに見せたとしたら、おそらく分からないんちゃうかな。
二人とも巧みな演技で魅了されました。
軽快な雰囲気と悲痛な表情で、一瞬笑い、次の瞬間には泪が流れた。
今作品を同じように有能な俳優の手に委ねても、『ブルー・ジェイ』で見られたような化学反応を再現するのは難しいだろう。
邦画ではもう一つ難しいやろな。
今作品は多くのことがスベる可能性があるけど、デュプラスとポールソンによって支えられてたし、スベりはしなかった。
とは云え今作品さかなり狭い世界の物語で、ほとんど大きなことは何も起こらない。
登場人物が説明的な会話と歩き回るだけのシーンにただ存在しているように感じられることがあることを、これからご覧になられる方は留意してほしいかな。
今作品は、ある瞬間をとらえ、見る人に雰囲気を与えるために作られてます。
2人の登場人物は、現在の状況だけでなく、付き合っていた当時の姿すらも違ってる。
そんな二人が過去の出来事を掘り起こし、付き合っていた頃のことを思い出していく姿は、観ていて人生を振り返るような懐かしさに満ちていました。
自己完結型の映画でありながら、さまざまな思いが詰まっていて、個人的にすぐに映画に入り込み、登場人物に感情移入することができました。
今作品は面白い映画ですが、絶対にお勧めできる映画とは云い切れない。
最初の15分ほどで気に入るかどうかが分かると思いますし、もし、視聴の機会があれば参考にしていただければ幸いです。
今作品は実際のストーリーを伝えるというよりも、感情を刺激することを目的としてるといえますが、ストーリーは、もう少しプロットがあってもよかったかなぁとは思う。
それでも、今作品はインパクトがあり、面白い作品でした。

2016年 アメリカ 〜 Netflix製作 ラブ
ロマンスムービー ＿＿ ♥️

全編 🤍🖤モノクロで撮影されている作
品であるのに ＿＿ジャケ写内の 色付けら
れた世界は 今もなお 息づく思い 互いの
心のフレームに見えます ＿＿ 🥹✨✨


設定的に恐らく2人は 50歳ぐらいの男女 〜 歳を重ねる度に これで良かったのかと振り返ってみる”人生” …… 恋愛について描かれた本作 中々素晴らしい 🇺🇸高評価納得の作品だと思う …… 👏🏻🥹✨

もう一踏ん張り動ける 残された時間的にも 丁度相応しい設定 ＿＿ ⏳👏🏻😌✨

消せない過去 取り戻せない時間 …… でももう一度 伝えることはできる ”人生” について 様々に当てはめてみるのも素敵な作品だと思う …… 👏🏻🥹✨

意外な秀作 出会えて良かったと思います …… 😌✨✨

　　

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

• #Netflix-2023

ノスタルジックなんだけどタイムリー。

凄い感情移入してしまった。会話劇だけで物語が進むスタイルは凄い好き。特に恋愛ものに関してはいいよね。

主人公の状況とか女の人との関係性とかも、会話から説明していく感じ良かった。彼らにしかわからない単語で彼ら独特のテンションで過去を思い返す。大人の恋愛に見えて子どもで止まってしまった時間をじっくりと動かすよう。

少しずつ少しずつ。辛い過去にならないように。明るい未来に繋がるように。

母が亡くなったことをきっかけにカリフォルニアの実家に戻ってきたジム・ヘンダーソン。スーパーマーケットで買い物をしていると、高校時代に交際していた元恋人アマンダと偶然ばったり出会う。昔の話題で会話も弾み、まるで付き合っていたときの輝きを取り戻していくかのように見えた二人だったが…。

ぜひぜひ