母セキが多喜二の、多喜二が母セキの手を握るシーンが幾度かある。とても印象的なシーンだ。母が大事そうに包み込むその多喜二の手は何をしたのか、しようとしたものだったのか。多喜二の帰りを待ちおはぎを仰山…
>>続きを読む小林多喜二の母・セキの半生を描いた三浦綾子による小説「母」の映画化。
小林多喜二の国の行末を想う気持ちと、それを陰で支える母の気持ちが良く描かれていた。
作品全体の出来は兎も角、作り手の強い熱意…
多喜二の母が秋田県の釈迦内村出身ってこと、何か劇的すぎる。それだけで、一本べつの小説が書けそう。多喜二の短い人生、なぜそんな短い人生だったのか?もっと多くの人に知らされるべきだとは思うが、映画として…
>>続きを読む上映後、15分ほどしてから入場。
寺島しのぶを始め、役者の演技も熱を帯びており、映画の作り方もセオリー通りというか、「普通」に上手い感じで、面白かったです。
事象を追いかけるのに終始していて、物事…
近くで上映会があったので鑑賞。上映前の監督の舞台挨拶の方が思いが溢れていて泣きそうになった。映画はエピソードの繋がりが不足していて⁇突如現れる新人物に⁇原作も読んでおらず戸惑ってしまいました。浅利香…
>>続きを読む共謀罪(テロ等準備罪)の法案が通った前日に、この法案に反対をしている友達に誘われ観た。現代に小林多喜二さんが生きていたら、あの時代よりはまだマシであろう。ペンは剣よりも強しと言われても、お国には敵わ…
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