YUMENO ユメノの作品情報・感想・評価

YUMENO ユメノ2004年製作の映画)

製作国:

上映時間:93分

ジャンル:

2.5

「YUMENO ユメノ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 ヤクザに脅されて200万用意しなくちゃいけない青年、奥さんがいる人と不倫しているヒロイン、母親に見捨てられた少年。青年がヒロインの家に押し入りヒロインの両親を殺害してヒロインを連れて逃避行を始める。遺体遺棄の現場を少年に見られて3人での逃避行の話。

 最初は時間軸がバラバラで主人公たち3人の様子が描かれて、一通り描かれたあとに事件が起こる直前の様子が始まって少し混乱しながら見てました。
 殺人事件を起こす青年は常にイライラしていて常に誰かに暴力を振るっている。なぜ、このようになったのかは描かれません。ヒロインも両親を殺害されているのに特に抵抗せずについていく。その前に青年にひき逃げされているのにホテルに一緒に行ってしまうのも見ててわからなかったです。そこに少年が混ざってどうやって決着つけるのかと思ってたら、北海道の雄大な景色のなか、ありえない展開でガッカリでした。
 殺人事件のリアリティとかは一切なくて、ラストの「ここではないどこかで今じゃない自分になる」という印象的な台詞がありますが。それを言わせたいだけの90分だったのかな? と思えるような内容でした。

 少年は遺体遺棄現場を目撃してしまって青年に拉致されますが、簡単に脱出して青年を……。な展開にも呆然でした。そして何事もなかったかのように旅を続けて自分を捨てた母親に会いに行く。
 一家惨殺の加害者と被害者と目撃者の逃避行という設定が全く活かされず残念な映画でした。
女絡みでヤクザに恐喝された青年は、以前知り合った女子高生の家に侵入し両親を殺害してしまう。青年は帰って来た女子高生を連れ出し、宛もなくさ迷うなか、父親をなくした小学生に出会う。

好みに合わず。
展開に納得できない。たぶん若さゆえの衝動云々だろうけど、さすがに行動(というか展開?)がちぐはぐすぎるように思う。途中で出てくる一家?のシーンも謎(一応、想像出来ないでもないが…)。
主役三人に感情移入できない。青年は屑だし女子高生は家族が殺されたのに反応が乏しいし小学生は何か悟ってるような態度が気に食わねえんじゃ!小学生はまあ小学生だからいいけど。
最後、ジャケットに書いてあるフレーズが映画のヒロインの決め台詞として出てくるが、唐突で浮いた印象。

よくわからない作品でした。上映時間からすると脚本が圧縮され過ぎたのかも?

市川一家殺人事件がモチーフらしい。