この監督のセンスに度肝を抜かれた
映像は全編、柔らかいパステルカラーのピンクとパープルに満ちていて美しい
音楽は落ち着いたクラシックやオペラで情緒的
そんな中で繰り広げられる男女の、そして家族…
色彩のファンシーさが、登場人物のしんどさを緩和して見せてくれるラブストーリー。
人それぞれ好みがあって、何か言われてどうにかできるものではないのかも。
そして、必ずどこかに凸と凹のように、自分に合う…
パステルピンクやパープルのメルヘンな世界観になって「見やすくなる」グロさ。この世界観こそがルッキズムを皮肉しているとも言える。
外見のコンプレックスの付き合い方は人それぞれで、健常者と異常者は紙一重…