尻に憑かれた男の作品情報・感想・評価

「尻に憑かれた男」に投稿された感想・評価

o

oの感想・評価

3.3
フェチシズム、変態性、愛着、権力、金。

性格の悪い骨董商がウェイトレスの尻に一目惚れしてからの物語。
尻フェチという日本のB級映画であれば、エロ一辺倒で作るだろうテーマ。
しかし今作では様々なモチーフを用いて「大切なものへの向き合い方、接し方」というメッセージを放っている。

主人公役はブラジルの名優らしくライトかつ癖のある演技が光る。
k

kの感想・評価

3.2
クソしょうもないことがシリアスに演じられてて面白かった
謎のこだわりが強すぎて入り込めなかった
何であの人に撃たせたのかも分からなかった
ageless505

ageless505の感想・評価

4.2
下水管の悪臭に悩む骨董屋の男。
ある女性の魅惑の尻に夢中となり、式の日を間近にして婚約破棄してしまう。
ああ尻よ美しい尻。なんでそんなに尻なのか尻よ。

銀のスプーンセットを二束三文で買い叩き、金の万年筆は”顔が気に入らない”と買取拒否するなど、流通経済とかけ離れ趣味を最優先する骨董屋。尻フェチの様子ともに、そんな内面的成長を著しく欠いた描写がコミカルに。

下水の臭いに我慢ならずセメントで排水管ごと詰まらせる。
怪しい男から義眼を大金で買取り<父の目>を手に入れたとはしゃぐ。
こんな骨董屋の幼稚でメタフォリカルな挙動に対して、やや言い訳がましい哲学的な独白がかぶされて笑いを誘う。

骨董屋セルトン・メロの不愛想ながら魅力的な芝居と、数々の洒脱な劇半も印象的なケツ作。
映見

映見の感想・評価

3.7
尻フェチの骨董屋を描いたシュールブラックコメディ。癖になるブラジル映画で、何から何までセンスを感じる作品。主題歌、プしか言ってない 笑

尻フェチの方は是非ご覧ください!笑
傑作★

映画祭で鑑賞した際と邦題が変わっていたためさっきまで(別の作品を探していて、たまたま見付けた)気付かなかった(^_^;)

タイトルでスルーしてしまうと非常に勿体ない作品。
隠喩の使い方(下水、目玉、尻)が絶妙で、奥行きのあるシナリオ。
繰り返される壁づたいに歩く人々の歩く様子と構図に惹き付けられ、その壁の一部に主人公が営んでいる骨董屋の入り口がある。
骨董屋(職場)と自宅とカフェといった非常に限定された空間のみのやり取りの中で、アクティブな演出が施されている。
主人公の闇を抱えた利己的で扱いづらい性格が形成された過程に関して具体的(あえて挙げるなら、父への思慕と飲むべき薬を飲んでいない点)には何も語られてはいませんが、そこには多かれ少なかれ私たちの生活の中で気付かない振りをしてきた普遍的真理がみてとれます。
こんな風に書いてしまうと堅苦しく感じますが、秀逸なコメディ仕立てになっているので先に上げたテーマに気付かぬまま終わってしまう怖れもあるほど笑える魅力的な作品になっています。
他と比べでかなり高評価していますが、順当な評価だと思います。

一般的な商品価値の有無ではなく、自分にとっての有用性で客との取引をしてしまう尻フェチ中年男に興味のある方は必見🍀
riekon

riekonの感想・評価

3.0
尻よりも下水の臭いに憑かれてた感じするけど(笑)
主人公の性格が嫌だわ。
好きな人の尻を抱えて泣いてもねぇ…(笑)
お尻を目玉に見せてるのは面白かったなぁ。真剣だ!(笑)
emily

emilyの感想・評価

4.3
 骨董店を営むロウレンソは女性の尻が大好きで、ある日理想的なお尻を見つける。仕事では客の持ってくる商品を叩き買いし、屈辱を与えることを楽しんでいる。

 シリアスタッチで入っていくのに、尻に憑かれた男の心の声と行動を観測している内にその悲壮感から、ドタバタ喜劇に転んでいく。ブラックユーモアに包まれ、気が付いたらなんとも摩訶不思議な世界にどっぷりとはまっているのだ。

 骨董店の外の壁沿いを歩くロウレンソをスタイリッシュな音楽と壁の切り替えで見せ、紳士的な風格で近くのカフェに向かう。そうして気になる女性のお尻が見たい。というのが彼の感情で、そのためにはお金を払うという。それ以上は一切求めていない。そんな女からしては勝手に映ってしまう男であるが、何気ない言葉からロマンティックを漂わせ、暴力的な言葉も何故か引力があり、骨董店で客の商品を判定する立場を逆手に取り、すべてを見下し、絶妙な駆け引きを見せる。

 彼女とのやり取りもそうだが、店にやってくるお客さんの数々、そうして客から買った商品を人に合わせたストーリーをでっちあげ、興味を惹かせていく。客との騙しあいに一切の心情はなく、お客そのものも一つの記号としてしか認識されていない。だから同情に訴えかけたとしても、彼の興味に値しないものに関しては、一切の容赦なく切り捨てられる。

 彼のフェチズムの代償として「下水の臭い」がどんどん彼の心情を侵略していく。当然その臭いは酷いものであるが、彼が女の人をモノのように扱い、変態的行為をした後は、戒めのように下水の臭いを嗅ぐのだ。彼自身で自分の行いは間違ってることを行動により示している。ただそれでも憑かれたロウレンソは代償を払ってでも、自分の願望に逆らえないのだ。地獄につながる下水を覗き、その臭いを嗅ぐ。当然それで許される訳はないが、何かを手に入れるには、その分犠牲を払わないといけないことを誰よりもわかっている。

 客が持ってきた”目玉”の形をした置物・・この目玉が良い証人として存在感をあらわにする。その目玉は”親父の目玉”だと客に話し、常に自分の目とは別の目として、女達のお尻や裸を一緒に観ている。またそこから父親の残像を客から買った物で作り上げようとしていく。父親もまたモノの一部でしかないのか。血縁もありながらも、彼にとってすべてはお金で買うことのできる、モノでしかないのだろう。この世にお金で買えないものはない。そんな人生を送ってきたのだろう。

 イメージの羅列や切り替え、そこに乗る様々な音楽、スタイリッシュであり、変態であり、それでいてもっと奥深い人間と人間のまじりあいについて問う。しかしその魅せ方は感じたことのない余韻を残し、観客自身が目玉になりロレンソの人生を見届けた気分になる。なんとも悲しくいたたまれない人生だろう。しかしそこまで何かに執着できるのは、幸せな事なのかもしれない。
ブラジル映画🎬
尻🍑フェティシズム偏愛耽美系。
又吉直樹(✌)が推薦しそうな太宰🐻や芥川🐘や谷崎潤一郎🐰の如き文学の薫り(下水の臭い)が漂うB級エロ映画😵

✏骨董屋のロウレンソ。どんなに価値が有る物でも「自分の心に響かないモノはガラクタ✴」の信念を貫く利己主義者🚬
でもロウレンソの心に響いたモノには惜しみなく札束を積む。
銀食器30レアル。
バイオリン🎻120レアル。
熊手20レアル。
義眼400レアル。
高価な懐中時計、買い取り不可。
高価な金の万年筆、不要。
尻🍑プライスレス💡

ロウレンソはカフェのウェイトレスに恋してしまった。正確には彼女の尻の虜(トリコ)になってしまった💦
自分自身で尻🍑の虜になった事を覚知したロウレンソは婚約者💍との婚約も破棄⚡
復縁を迫る婚約者を門前払いして!エアロビクス🎽のサマンサ・ロールズ先生の尻🍑から目を離せないロウレンソ。

常連の女の子が金💴の無心に来た。「売る物は無い」と言う。その子に惹かれるモノは何ひとつ無いけれど…尻🍑にだけは惹かれるロウレンソ😅
「尻に払う」と約束して、おずおずとパンツを降ろす女の子。前を向いてシャツをたくし上げると未発達の乳房が現れる。
ロウレンソはペニスを握りマスターベーション😩💦

偏愛と放漫経営のロウレンソの末路に、満たされない男の悲哀が垣間見える。満たされた💡と思った瞬間、その気持ちは霧散する。

どうでも良いけどロウレンソの自宅もオフィスも受付もトイレも、無駄にだだっ広い😅
人によっては得る物の少ない作品です💦
独特でセンスのあって引きこまれるオサレな映画。お尻がメインの映画じゃありません。でもなんとレビューしたら良いのかわかんないけど、好き。
gassky

gasskyの感想・評価

5.0
これは、色、風合い、テンポ、尻!本当好みで、これなんで映画館でやらなかったのか。それに、ツタヤレンタル新作の頃に二、三回借りて。借りられてのを見たことがなかったので、バーゲンセール待ちしてたら、バーゲンにも行きつけのツタヤからも消えていたのも、良かった。
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