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オラファー・エリアソン 視覚と知覚の作品紹介

オラファー・エリアソン 視覚と知覚のあらすじ

ニューヨークに滝をつくる。 現代アートシーン最重要人物が仕掛けた、時間と空間、観客と映画のアート・エクスペリエンス。 2008年、NY 市イースト川に突如、4つの巨大な滝が現れた。滝をつくった男の名は、今世界が注目する現代美術家オラファー・エリアソン。彼はなぜ滝をつくり、どう作品を生みつづけているのか?金沢21世紀美術館をはじめとする過去の出展作品、ドイツの制作スタジオ、さらには世界中を駆け巡る彼の姿を追いながら、その答えを解き明かす。 オラファーがスクリーン越しに行う視覚的実験や、日本にほぼ文献がない芸術論は必見。「視覚と知覚」、「理論と哲学」、「主観と客観」―さまざまな概念の境界を越えて展開される彼の理論は、芸術論にとどまらず、人間の本能までも揺さぶるに違いない。時間と空間ですべての観客を巻き込む、77分間の知的エンターテイメント。あなたには何が見えるだろうか?

オラファー・エリアソン 視覚と知覚の監督

ヘンリク・ルンデ

ヤコブ・イェルゲンセン

オラファー・エリアソン 視覚と知覚の出演者

オラファー・エリアソン

原題
Olafur Eliasson: Space Is Process
製作年
2009年
製作国
デンマーク
上映時間
77分

『オラファー・エリアソン 視覚と知覚』に投稿された感想・評価

小
3.4
2回見た。初回寝落ちしてしまったから。でも2回目も寝落ちした。諦めた。デンマークの現代美術家オラファー・エリアソン先生の講義にダメ生徒の自分はついて行けなかった。

劣等生なりにどんなことが印象に残ったかを書いてみようと思ったけれど、印象に残った言葉は、公式ウェブのオラファー・エリアソン語録に載っている。こういうことを語る人が芸術作品でどのような表現をするのかを見る映画かな。
(http://www.ficka.jp/olafur/words/)

芸術に縁遠い自分が何故見ようと思ったかといえば、公式ウェブの次の惹句に見事にはまったから。

<「視覚と知覚」、「理論と哲学」、「主観と客観」―さまざまな概念の境界を越えて展開される彼の理論は、芸術論にとどまらず、人間の本能までも揺さぶるに違いない。時間と空間ですべての観客を巻き込む、77分間の知的エンターテイメント。あなたには何が見えるだろうか?>

私に見えたもの………、夢?という冗談はさておき、要するにカント先生の認識論のようなことを芸術で表現しようとしているのかな? キモとなるのはこの言葉だろう。「“現実は主観次第”これはアートに限らず全てに言える。現実は見る者の見方で決まるんだ」。

エアリソン先生の作品は、鑑賞者と対峙しない。「本物か否かを決めるのは誰か? 僕はこの問いへの答えは鑑賞者に委ねたい。そのためには鑑賞者が作品に“参加”する必要がある」。

そういうエリアソン先生は、2008年に約17億円をかけて制作し、世界55カ国の約140万人が目撃、75億円以上の経済効果があったとされる「ザ・ニューヨークシティー・ウォーターフォールズ」を発表する。ニューヨーク市イースト川での巨大な4つ滝のインスタレーション(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)で、この制作過程が映画の中心。

<オラファーは言う。水のしぶきや音を五感で感じ取ってほしいと。そうすることで、滝から落ちる水は、単なる景色ではなく、体感する物質になるのだ。「体感する”とは、環境に対する感度を上げるということです。手を濡らした感覚と濡らす想像とは違うように」。滝を見て、単に雄大だと感じるだけでなく、水の落下する「時間」や「空間」をリアルに想像することで、ニューヨークという巨大な街に紡ぎ出されるストーリーを体感してほしいのだと。>(公式ウェブ)

ということなので、映画を見ただけではエアリソン先生の作品の真価は味わうことはできないのだけれど、今後、芸術作品を鑑賞する際だけでなく、現実の世界で生活していくうちに、彼の言っていたことが思い出されるかもしれないという気はしている。

●物語(50%×4.0):2.00
・内容は興味深い。

●演技、演出(30%×2.0):0.60
・講義録みたいで、起きているのがつらい。

●映像、音、音楽(20%×4.0):0.80
・人工滝をいろいろな角度で見られるのは映画ならでは。その他の作品も見れて「参加」の意味はわかる。
3.6
空間アーティストのドキュメンタリー。やや彼の自己主張が強いというか、周りの空気を取り込んで大きくなっていくようなドキュメンタリーと違って、どこまでも彼のアート論で貫徹する。特に奇抜なことをしているわけではないんだけど、本質のある一部をうんと突き詰めてこだわり抜ける集中力にはあっぱれ、となる。わたしなんかすぐあれこれ客観的に気になってしまうから。その熱意は羨ましい。
この熱意と主観的な論理展開に身を任せて、おお、と翻弄されるのが好きな多くの人々には、気持ちいい映画なのではないかな。
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〖オラファー・エリアソン 視覚と知覚〗
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自然を超越するアートは存在しない。
だからこそ自然に帰結している気がするこの人は。
たとえば地平線。たとえば穴。たとえば水しぶき。
光。音。自然の持つ可能性。空間の持つ可能性。
何かと何かを組み合わせる。何かに何かの現象を加える。
そこで生まれるアートがいくつもある。

みる、ふれる、かんじる。それだけではおさまらない、脳に、神経に、直接刺激してくるような体感。
観ている人がいてこそ完成するアート。
だからこそ観ている人によってアートはちがう。
おもしろかった。

ドリーム観ようと思ってたのに、なんだか疲れてぼんやりしたくなると、最近どうもドキュメンタリーに傾いてしまう。
ダンサー、セルゲイ・ポルーニン観たかった…

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