エルダルシェンゲラヤが2016年に約20年振りに撮影した映画で、自らの政治家としての経験を元に書かれたブラックコメディ。
ユーモアのセンス、社会への切り込み方は変わってないけど、CGIとの相性が悪く…
ジョージア(グルジア) 映画界の最長者エルダル・シェンゲラヤ監督による、権力の座をモチーフにした風刺コメディ。
主人公は、ギオルギという名の政治家。
彼は国内避難民の問題を扱う国内避難民追い出し省…
グルジア映画は同じく岩波ホールで見た「放浪の画家ピロスマニ」以来と思ったら、主役と同じ名前のギオルギ監督は今作エルダル・シェンゲラヤ監督の弟さんだったとは!映画の方はとくにほっこり要素もなく、雑なコ…
>>続きを読む出発地点はたぶん、ジョージアという国の歴史とか立場とかからくる絶望、淡い水彩の濃紺みたいな色味であって、それこそが期待していたものなんだけど、それを色彩の強い油絵で描いちゃった的な、そんな残念さがあ…
>>続きを読む【酢】
ヴィンテージなワインだからと、長年大事に出し惜しみして、ここぞという一席で開栓してみたら酢になってた! なんて話をたまに聞く(実際、発酵するわけじゃないので酢にはならないそうですが)。
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【ジャガーはクルマだけじゃなく椅子も作っている】
ジョージア(グルジア)映画、エルダル・シェンゲラヤ監督作品。
主人公はジョージアの大臣ゲオルギ(ニカ・タヴァゼ)。担当は「国内避難民追い出し省」…
あの辺りには割と明るいので風刺内容はわかるのですが面白いかというと?
画が美しいかというと…うん、ポスターが最高潮かな…
琴線に触れる台詞もなかったし期待値が高かったぶんちょっと肩透かし
なんとなく…
↓のレビューは、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆★★
簡単な感想で。
この映画に登場する椅子は【権力】の象徴であり、《賄賂》でも有る。
他に登場し、突然動き出す《モノ》…
空から落下する木箱とローラースケート秘書に始まりロイアンダーソン風味かと思えばシネスイッチとかでかかってそうな感じのポスターが詐欺とも言い切れないオチにじわる カルーセル麻紀似の主人公の義姉がコート…
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