海辺のゴミ屑、生物の死骸、もみ合う子供たちその全てを一様に屑と形容することで独特なおどろおどろしさを表現した。終盤のオールで砂を抉るショットでは物を作用させる人間を捉えないことでカメラ外を無意識的に…
>>続きを読む飯村隆彦監督『くず』(1962)
Experimental Cinemaにて鑑賞。
波浪のノイズに溶け込む浜辺の諸事物
こどもの青い戯れが
画面を劈いて、意味がこなごなになる
kuzu(1…
海を歩きながら砂浜に散らかるゴミたちをそのまま撮影した記録でしかないのだが、それらのゴミの散らばりが、かつて訪ねた太平洋とオホーツクの合流する海辺に流れ着いたロシア製のゴミたちと重なる感覚になり、そ…
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