フィリピン映画生誕100年を記念して、B・メンドーサ(『ローサは密告された』)、L・ディアス(『立ち去った女』)、K・タヒミック(『500年の航海』)の3巨匠が「旅」をテーマに競作した贅沢なオムニバス作品。
1988年、政情不安に揺れる南米ペルー。貧しい生活を送る先住民の女性、20才のヘオルヒナは、妊婦に無償医療を提供する財団の存在を知り、首都リマの小さなクリニックを受診する。数日後、陣痛が始…
>>続きを読む長崎の南端に浮かぶ伊王島。この島で生まれ育ち、炭鉱で細々と暮らす風見精一・民子夫婦は、会社が閉山したことから北海道の開拓村に入殖することを決断した。 老いた父と幼ない2人の子供を連れ、住み…
>>続きを読むペルー・山岳部。4人の村人が、村の信仰を司かさどる守護聖人を称える祭礼を計画する。聖人を喜ばせることで、長年の喪を終わらせてくれると信じていた。しかし、予期せぬ出来事により、自身の信仰と、…
>>続きを読む香港が誇る監督七人が、50年代から未来まで、香港の各時代の“美しい瞬間”を撮った、響き合う7つの物語。 第73回カンヌ国際映画祭カンヌセレクション2020で上映された本作は、ジョニー・トー…
>>続きを読む親しい先輩の訃報の知らせから、久しぶりに大邱(テグ)を訪れた北京大学教授のチェ・ヒョン(パク・ ヘイル)。亡くなった先輩との 7 年前の旅を思い出したヒョンは、衝動的に、そこからほど近い慶…
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