つむぎのラジオの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

つむぎのラジオ2019年製作の映画)

上映日:2019年08月10日

製作国:

上映時間:84分

3.3

あらすじ

「つむぎのラジオ」に投稿された感想・評価

KingLeo

KingLeoの感想・評価

1.5
時系列がシャッフルした有名どころで言えば比べるのは酷だがパルプフィクションw身近な感じで言えば、運命じゃない人の様な話の構成だが、チャプター分けとか分かりやすい。これはそれらとは違いもちろん誰も死なない。編集が下手くそだからか、ただただ伏線を回収したいだけに見えなくもない、軽くフラッシュバックはいいが、普通に繋いだ方が良い気もする。でも、これがやりたかったんだろう。この構成はリズム感が命なんだが、自らハードルを上げてしまっていた。おかげで、観客は主人公がこよりなのか?つむぎなのか?よくわからなくなっていた。この展開ならこよりの方がよりエモくなりえた感じにすら思える。正直主人公なんて誰だろうがどうでも良いんだが。スニーカーなんて埋めて20年?したらミッドソール加水分解してしまうだろう。w しかし、そこはファンタジーコメディだ、突っ込んではいけない。なんならクレープソールのセッターで登山なんてありえないし、なんであんな昭和のワンゲル部みたいなトラディショナルな登山スタイルなルックにしてしまったんだろう。ギャグのつもりなのかもしれないが寒い。弟のロックTは弟にメタル要素が皆無だったがまあ悪くはない。iron、metalicaはわかるが、slip knotも聞くんだこいつ。ってちょっと親近感は湧いた。
アフレコについてや、ピン送りや空の色みたいな映像については色々思うとこもあるが、自主ではよくある見られるレベルではあった。こんなもんだ。時折インサートされるカットが意味がないからか、ただただ入れただけなのかよくわからなかった。後やたらにカットから次のカットで一気にシーンチェンジするのがワープみたいで、せめて間にインディーとは言えワンクッション欲しい。ロケまでして結構な移動距離のはずなのにも関わらず箱庭感がある。邪推するとコンビニとバーは繋がっているかの様に見えなくもない。そういうジャンプもあるにはあるが、だとしたらくどい。
役者の顔が演出外なんだろうけど、意味深な芝居になっているのが何度かあって深読みしてしまったが本当に何でもなかった。
パラノイア的な話ってか着想は良かったし、タイトルにもなっているくらいだ。それだけにラジオのパートはコメディとはいえ、もっと塾考して練ってもらいたかった。もっと分かりやすく狂っていっても伝わりやすい気がした。ラジオが聞こえる様になったのはトラウマが原因なんだっけ?で、都合よく再会したんだっけ?うろ覚えだ。
結構ドッカンドッカン沸いてたが、多分ウケてたのは話や演出じゃない、役者の魅力だ。連日満杯だからしくて勘違いしそうになるが、役者の魅力だ。そこは大事な事だ。ストーリーは大した事ないし古臭い。一昔前のドラマの様な演出だ。既視感があるだけで、一昔前のドラマが悪いわけではない。役者が良いからまだ見られた。救いは役者だ。キャスティングは良かった。ラストの海の思い出いっぱいのありきたりなダセー実景の連続ショットも車の中の、実は〜入院していた的な説明感たっぷりなエピソードもいらないな。ただただ長かった。おっと思うショットも無かったし、フックになるセリフやシーンもなかった。抱き合うシーンなんて嘘だろって思った。つむぎの20年越しの一方的なトラウマはわかるが、こよりの気持ちがよくわからない。もっとドライなヤツだと思っていた。こよりから見たらつむぎは単なるやべーヤツだ。何されるかわかんねーからとりあえず抱き合って収拾つけたんだろうな。違うんだろうな。もっと内面も描いてもらいたかった。つむぎも症状が再発してるにも関わらず、過去に通院だか入院してたのにやべーヤツ感があまりない。
コメディは一番センスが問われる。
なぜ見てしまったんだろう、こんなレベルで満足していて良いのかな?こんなもんなのかな?こういうのがウケるのか?ウケる人には刺さるのか?帰りながらずっと悩んでいる
つむぎ(#長谷川葉生)の頭には彼女にしか聴こえないラジオが流れる。
ある日、子供の頃の親友こより(#米澤成美)と再会をする。
ラジオの声に促され、つむぎはこよりを幸せにするため画策をする。
そして、その画策の中、20年間のつむぎの後悔が明かになり…

シネマロサの予告編を観て面白そうと思い、
仕事と体調の折り合いが付き、最終日にやっと鑑賞。
見逃さなくて良かったです。

謎解き友情ミステリーコメディ映画。
前半で表舞台が展開され、後半で裏で動いていた人たちの流れが分かり全体像が見え、
最後は感動をさせられました。

この作品で、#木場明義 監督に興味が湧き、
物販の短編集のDVDを購入。タイトルだけでも面白そうです。
「書くが、まま」長谷川葉生さん主演ということで鑑賞。

序盤は正直"編集あんま上手くないな、大丈夫かこれ…"って感じで観てましたが、
ゴメンナサイ、その違和感が演出のキモだったんですね…。

個性的な脇役陣、特に「カメ止め」の大沢さん、よかったです。
作品前半でハードルが下がりまくったからかもですが、
かなり満足度が高い作品でした。

シネマロサのレイトショー公開作品、心地いいインディーズ映画が多いので好きです。
ある程度のキャパでこういう企画をやってくれる劇場がもう少し増えたらな、と思います。
ばら蒔かれた伏線のみで進行する感じの物語、四章からなりシーンやカメラの切り替えも多く、中盤以降までは雑多な印象もありました。ただ役者さんは皆表現豊か、笑いも点在するので飽きなく観られ、徐々に引き込まれて行き最後は半ば強引だが大団円。面白かった(^^)
ぽー

ぽーの感想・評価

2.6
こよりちゃん役の人の、ほんとっぽさがすごかった。

終わった後のトークショーで、上村奈帆さんが、良いこと言っていた。もう忘れちゃったから私の解釈が多分に入ってるけど、

普通、人が他者とコミュニケーション取るときは、ここまで見せられるみたいな一線があって、その中を覗こうと思っても板が一枚あって覗き込むことができない。つむぎも糸井もこっち側の人間。でも、こよりにはそれがない。覗き込んだら底まで見えるような人。
そしてこよりは、ただそんな事でも、2人が自分にない同じものを持っているということに傷ついていて、でも傷ついてる事にすら気づいてないのかも知れない。

というような話。


この映画を観て、こういう繊細な部分に気づいて考えられるってすごいことだと思う。次は上村さんの作品を観ようと思う。
dozen

dozenの感想・評価

3.9
何が始まったんだろう、と気を持たせてから現在にいたるまでの断片が示され、答え合わせがおもしろい
分かりやすい登場人物から入り、話へ導入していく感じがいいですね
そして、どんどんピースがはまっていって、「そういうことか」と全体像が見えてきて気持ちいい

こういう話か、とコメディ路線に笑っていると、さらにお楽しみがある風ないくつのもの味が楽しめる
ちょっとしたすれ違いがカサブタになって、いつまでもかいてないではがしちゃいなよってもどかし面白い
インディーズには珍しいオーソドックスでウェルメイドなコメディ……を目指そうとして大失敗している映画。
まず、コメディして致命的なことに絶望的なくらいにコメディセンスが無い。
小学生並みの幼稚さと昭和の古臭さを兼ね備えた低レベルなギャグが書き割りを前にしたコントみたいに繰り出される。
ギャグが幼稚でも低レベルでも「ジャッカス」や「ボラット」のように体を張っていれば笑えるが、本作のギャグは低レベルな上に体を張っているわけでもないのでただお寒いだけ。

話自体も相当酷い。
自宅と行きつけの居酒屋だけの狭い人間関係で完結する世界を舞台に、ため息が出るほどどうでもいいトラウマの決着で解決する物語で「だから何?」以外の感想が浮かばない。

映像としては場面転換が不細工。
シーン替わりで時間経過を感じさせるカット(情景や物)が入らないため、
場面転換が唐突過ぎる。
人物が衣装替わりしていなければ日替わりしたことに気づかなかっただろう。(どうしてインディーズの監督は情景や物のカットを使わないのだろうか?)

総評すると滑ったギャグと半径五メートル以内の閉じた世界観で完結する、悪い意味で典型的な自分探し風味付きのインディーズ映画。
鑑賞中の私は完全に「虚無」だった。
最初は「頭の中にラジオが聞こえる」ってどういうこと?って疑問だったけど、途中でその理由が示され納得。

始めはその事を知らされないまま観始めるので、ライトコメディっぽい雰囲気のまま観ていると、最後観終わった瞬間に「ああ、そうだったのか」とズーンとくる。
まるで中に果汁が詰まった飴玉のような作品だった。
gkm

gkmの感想・評価

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