人から受けた言葉に返答するのがワンテンポ遅い病気。
架空の病気だけど、会話に素早く返すことができない人にとって、このテンポになんだか安心する映画。私もそう。
すぐ反応するだけじゃなくて一度咀嚼して答…
モナが抱える不思議な病。耳に届いた音が「音の貯水池」を経由して意識にたどり着くので会話が噛み合わない。相手の音が聞こえるまでのラグは最長で1年。その間モナの耳は世界中でひとりぼっちの場所にいる。
コ…
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「手紙のやりとりにも似てませんか」でグッときてから最後までなぜかほろほろと涙が止まりませんでした。
人と思うようにコミュニケーションがとれないストレスは、モナさんも同じよね…
笑った顔が素敵なので、…
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音を貯水池にためてしまう病。
ワンテンポ遅れて行われていく会話は、お互いの話を噛みしめるように聴いているようで、心地よかった。
手紙という表現は素敵だと思った。
しかし、大事な音は貯水池の深く…
「手紙を待つ楽しみ」という言葉があたたかくて、私も含めて救われたような気持ちになった人は多かったのでは。サウンド・リザバー症に驚きながらも笑顔で受け入れてくれる栗田さんがとても魅力的だった。
言葉…
サウンド・リザバー症のモナのお話。自分の中の貯水池に言葉を貯めるってすごい発想。
独特なテンポで進む2人の会話だけど、慣れたら心地良くていつまでも聞いていたいと思った!
「大切な言葉は奥にしまって…
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みんな優しい世界だった。
音の貯水池という架空の病の設定も綺麗だったけど、その症状を元にした会話に対する栗田さんの「手紙を待ってるみたいですね」っていう表現がすごく好き。
途中の男の人の声のエピ…