特集・日本の女性映画人 脚本・西田直子2本目。
西田直子の本は後ろからおねだりするのが特徴なのかな。
家庭を顧みない仕事人間の父親、家族の事何も知らない亭主関白。その亭主に仕え絶えてきた母親はア…
オープニングから「カノン」をスローダウンさせたBGMが流れる。「カノン」使いの映画は数あれど、ピッチをここまで遅くしたものを流すのはあまり覚えがない。しかもぶつ切り。ちなみに筆者はこれを見た翌日に…
>>続きを読むホームでの「お父さん、お姉ちゃんってね、ケーキが嫌いなの」の切り返し(正確には切り返されないのだけど)が凄まじい。そのあと振り返ると父親も電車もいなくなっている!フルショットから顔のアップに繋がるカ…
>>続きを読む姉、妹夫婦、そして親夫婦、3つの「抱きしめたい」(…というよりも、そのすれ違い…)が、絡み合い展開する。
それぞれの哀しさ、空回りがあり、それぞれが、現代の(資本主義)社会では、ある意味でどこにでも…
病が発覚した父、アル中の母、出会い系に走る姉、順調にみえるが夫とすれ違っていく妹
それぞれのバックグラウンドが少しずつ見え、それぞれの関係が改めて交差する。
初期ケンローチも思わせる。渋谷の街を…