やっちゃ場の女の作品情報・感想・評価

「やっちゃ場の女」に投稿された感想・評価

mingo

mingoの感想・評価

4.0
紫のバックに黄色い文字で抜かれたポスターがめちゃめちゃ良い。木村恵吾演出は素晴らしいのはさておき、皆さんご存知だらしのないくそ親父やませガキの弟を扱わせたら右に出るもの無しあや姉さんがおおくりする活発な下町娘の奮闘を通して庶民の哀感と活力を描いた人情喜劇であり、失われた庶民風俗や築地の青果市場、隅田川沿いの若尾の家などの生活情景が懐かしく生き生きと描かれる傑作。往年のあや姉ファンで神保町はやっちゃ場と化した。野菜じいさんゴロゴロゴロ。夏のあつい日にサイダー片手に扇風機の下で観たい一本。宇津井健が心変わり激しい現代の青年みたいでおかしくもあった。。。
2014年7月20日、神保町シアター「にっぽん男優列伝~大映篇」にて鑑賞。 

若尾文子出演の未ソフト化映画なので観に行ったが、カラー作品で映像が綺麗であり、大満足の映画だった。 

この映画を観に行く前に「『やっちゃ場』って何?」と思ったので、調べたら『青果市場』のことだった。 
そのためか、冒頭のタイトルロールや「終」マークも“緑色”にしており、「木村恵吾監督、なかなか凝った演出じゃないか」の感あり。 

若尾文子と叶順子の姉妹+藤巻潤を中心に、テンポの速い物語が展開する非常に楽しい映画であった。 
大満足。
隅田川周辺の景色いい

藤巻潤が主役級になってるのは見慣れないけど、これまたいい

叶順子が見たいときにまた見返すと思う

しかし根上淳ってもともと二枚目スターだったはずなのにゲスい役が似合うこと!
神

神の感想・評価

4.5
特集・輝ける〈大映〉男優の世界
若尾文子の長女として生きる姿、ジャンパー&長靴の仕事着がよかった。宇津井健の軽くてアホっぽいキャラもよかった。
昔の葬式はあんなんだったな、とも思った。
路地裏の佇まいが素晴らしー。叶順子が蚊が~と言ったら若い女中がもう夏です!と返した直後、青空にはためく氷印。そしていつもの路地、ホットパンツの娘をすれ違いざまにチラ見するリーマンの風景のちょっとした粋。終盤、いろいろ背負いすぎるあややを見送りつつ和傘を広げる信欣三のしっとり感。ひとが多すぎる家の中に対してワンテンポ置く存在感ある空間。もちろん、みんなどこかで隠し酒もたまりませんわ。
沢山人がいる場面での会話の処理がうまいな~(市場、葬式、会社)

あやや演ずる長女のしっかり者ぶりを、さりげなく伝える描写が随所に散りばめられていた。

・叔母さんの見合い話を断りながら、
埃をフキフキ
・叶順子がエモーショナルに崩れ落ちた時引っ掛け落としたワンピースを喋りながら戻す
・その後、叶と話し続けながら布団を直す

なるほど、普段家のことをしてないと
出てこない仕草ですもんね。

末っ子の一郎さんとお父さんの友情のような関係良かった。変にウエットになったりせず。

そんな一郎さん、女中たちにふざけてボディブローをかますだけでは飽き足らず、天下の叶順子さんにプロレス技をかけだすからビックリでした。

レトロフューチャーな白いゴム長に青果屋さんが市場で被ってるキャップを斜め被りするあやや。
やっちゃ場カジュアルか。
ぱさお

ぱさおの感想・評価

4.1
2018.4.5 神保町シアター
東西対決!輝ける〈大映〉男優の世界
一

一の感想・評価

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めちゃくちゃ面白い。序盤のばったんばったんの活気あふれる葬式(身内が死ぬと忙しいんだな~)から持続するテンポの良さと細かいギャグ。見合いのあとの若尾文子と藤巻潤の会話の繰り返しに爆笑。その見合い相手の宇津井健のぺらぺら加減最高。最後「もうキスしちゃったんですよ」じゃないだろ。
かなりソツのないスタンダードな魅力あり

キャスティング、日本的情緒満載な点、個人的に築地に思い入れあるのでロケーション、家の構造を存分に活かした撮影、窓から遠くに望む夜景、葬式にまつわるわちゃわちゃ描写など良し

冒頭、見たことのないデザインのあやぴのブルゾンが良かった
tokio

tokioの感想・評価

3.8
Rec.
❶18.03.31,神保町シアター/東西対決! 輝ける〈大映〉男優の世界
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