愛のぬくもりの作品情報・感想・評価

愛のぬくもり1972年製作の映画)

上映日:1972年04月19日

製作国:

上映時間:70分

3.5

「愛のぬくもり」に投稿された感想・評価

isis2315

isis2315の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

教授が踊れないゴーゴーを恥じも外聞もなく田中真理のために踊る。これが男なんだなって思いましたね。
「先生のエッチ!」ってセリフに笑った。
『夜汽車の女』で一目惚れした田中真理様の主演作。

冴えないメガネ既婚助教授が若いガールに一目惚れ(お前もか?!)一夜限りの約束でベッドイン。しかし忘れられない先生。ガールを探し、もう一度とお願い。

「なら、ゴーゴー踊ってよ!」
無様でも必死に懸命に踊る眼鏡。その姿に感動し涙するガール。
その日から…痴人の愛が始まる。

お風呂で身体を洗ってあげたり、お馬さんになってガールを乗せたりと……自分も死ぬ前に恥も外聞も捨てて、さらけ出して生きてみたい!と低脂肪牛乳飲みながら(喉が乾いたので)痛感した。
生活は破綻したけどさ、羨ましいよ先生さんよ。泣きながら真理様のお尻も叩きたいよ。
ロマンだなあ。薄っぺらいけど。
キよ4

キよ4の感想・評価

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大学の助教授と若い女のアバンチュール?
オヤジの悲哀っぷり 泣ける
親指を噛む田中真里
夫人役の南條マキさんが色っぽい
いわゆる女性上位時代な馬乗りなら大楠道代より田中真理。地位のある役職、安定した家庭、世間的な体裁を全て投げ捨て破滅するなら田中真理に限る。スタルヒンと親戚っていうのも良い。
研究に没頭している中年の学者(仲浩)が、自由奔放な娘(田中真理)との出会いをきっかけにして、家庭崩壊の危機をもたらしてしまう。堅物の中年男がヒッピー風の娘になびいていく様子を追っているロマンポルノ。

音楽担当が鏑木創の変名ということもあり、本作では「野良猫ロック」の主題曲が流用されている。おそらく未使用の別テイクかと思われるが(間違っていたらスマン!)、ファズギターが唸りまくるサイケデリック・ロックになっているのがカッコいい。

内容は谷崎潤一郎「痴人の愛」と大同小異。「新しい性意識をもつ娘に隷属する歓び」を説きながら、そのリベラル精神の深層に迫っていく。学者の妻(南条マキ)もまた学生(森竜二)と肉体関係をもつところがロマンポルノならでは。

本作の優れている点は、田中真理演じるヒッピー娘の生い立ちを開示しないところにある。風のように現れた「現代娘」の魅力と不思議が濃縮されており、「深層では束縛を欲している」というモチーフが逆転劇を引き立たせている。
terter

terterの感想・評価

3.5
クラブで出会った真面目な助教授と影のあるツンデレな女。
しかし、そこに教え子の男が現れて…。
まるで谷崎潤一郎の痴人の愛。