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ジュ・テーム、ジュ・テームの作品紹介

ジュ・テーム、ジュ・テームのあらすじ

「時間」を研究するクレスペル研究所で、タイムトラベル実験への参加を依頼された主人公のクロード。一年前へ旅だった彼の目の前に広がるのは夏の真っ青な海、そこにいるのは、かつて破滅的なまでに愛し合った恋人カトリーヌだった。しかしマシンの故障により過去に閉じ込められてしまったクロードは、ばらばらに散らばった思い出を追体験していくのだが────。

ジュ・テーム、ジュ・テームの監督

アラン・レネ

原題
Je t'aime, je t'aime/ I Love You, I Love You
製作年
1968年
製作国・地域
フランス
上映時間
94分
ジャンル
ドラマSF
配給会社
コピアポア・フィルム

『ジュ・テーム、ジュ・テーム』に投稿された感想・評価

riekon
2.0
タイムリープ❓
思い出観てる感じ😅
装置が変わってたね😆
イマイチ
3.8
 大好きなアラン・レネの幻の作品ということで観に言ったのだが、さっぱり訳が分からなかった。その難解さで言えば、レネの代表作『去年マリエンバートで』とタメ張ると言っていい。そもそもこれはSFなんだろうか?ゴダールの『アルファヴィル』やトリュフォーの『華氏451』は堂々たるSF映画だったが、こちらは時間退行はあるものの「記憶」と「時間」が混濁した哲学的な物語なのである。「時間」を研究するクレスペル研究所で、タイムトラベル実験への参加を依頼されたクロード(クロード・リッシュ)は恋人を失い、失意の底にあった。彼は衝動的に銃で自殺してしまう。ところが研究所の博士たちはクロードに実験台になってくれと請うのである。一年前の時間に旅立った彼の目の前に広がっていたのは、夏の真っ青な海。そして、そこにいたのは、かつて破滅的なまでに愛し合った恋人カトリーヌ(オルガ・ジョルジュ=ピコ)だった。ところが、マシンの故障で過去に閉じ込められてしまったクロードは、ばらばらに散らばった思い出を追体験していくことになる。

 クレスペル研究所という場所は何やら暗がりの中にオブジェがある。地下室の殺風景な空間は仮面ライダーの人造人間改造施設の雰囲気である。タイム・トラベルが出来るとはとても思えないぶにょぶにょしたYogiboの様なふかふかのクッションに背中をうずめれば、カプセルの中のマウス同様に瞬時に過去の世界へと飛び立つことが出来る。そこで繰り広げられるのは、在りし日の恋人カトリーヌとの断片的な記憶の混濁である。字幕ではタイムリープとなっていたが当然、この当時はタイムスリップかせいぜいタイムループと言うのが正しいが、記憶は博士たちの実験によってループしない。どこか断片的な記憶が覚醒したところで突然夢から覚める。凄く素敵な夢を見たとする。その夢は映画のような綺麗な物語の帰着に向かうはずだったが、どういうわけか突如目覚める。二度寝してもその夢は自分の内でまた停止した瞬間から始まることはない。記憶自体は前後のズレはあるが、脳の損傷の様にプレスミスした辺りで発作的に目覚める。今作は信じられないことにそれを94分間繰り返し続ける。68年のカンヌ国際映画祭にノミネートされながら、ゴダールやトリュフォーの抗議によって上映されなかった今作は不幸にも制作費の半分ほどしか回収出来なかった。ところがあのアルフォンソ・キュアロンの『ゼロ・グラビティ』にも影響を与えた(本当かよ)というカルト・オブ・カルト・クラシックスである。
たむ
3.5
時間を研究する、アラン・レネ監督らしい意識と記憶の複雑な映画です。
クリストファー・ノーラン監督やミシェル・ゴンドリー監督もお好きという事もありますが、それを知ってみると、それぞれの作品への影響がとても良く分かります。
1分間過去に戻れるという装置に自殺未遂で生還した男が実験台として参加することになります。
この装置がもうなんだかよくわからない。
デザイン性もなく、かっこよくもない、肉まんのような装置の中に入るわけです。
このデザイン性もかっこよくもないところが、『テネット』や『エターナル・サンシャイン』のあの装置群を思い出させます。
また本当に戻っているのか、ということに関しても、どうやら戻っているようだが、意識や記憶にかなりの影響を受けているようです。
そのあたりが『エターナル・サンシャイン』のあの逃走劇を思い出させますし、『メメント』を思い出させもします。
本作は非常に難解で、複雑ですが、後に影響を受けた作品をテキストにすると興味深くなるところもあります。
おそらく監督名をふせて観ても、アラン・レネ監督でしかない、複雑なのに忘れられないような作品ですね。

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