ミュリエルの作品情報・感想・評価

『ミュリエル』に投稿された感想・評価

これは私の知ってるアラン・レネ。親世代と子ども世代がそれぞれの戦争(WWⅡ、アルジェリア戦争)からくる強烈な経験、それは恋人との別離または戦地での殺人。親世代は出会い直しを図り、息子は日常を取り戻せ…

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ジャン・ケイヨールの脚本を、アラン・レネが監督した。未亡人デルフィーヌ・セイリグは過去の男を招く。ただ会いたかっただけ。彼女の養子は、アルジェリア戦争で、誤って死なせてしまった少女ミュリエルの記憶に…

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odyss
2.2

【さほどではないが】

アラン・レネの1963年の作。 

率直なところ、さほど面白いとは思わなかった。技法も作品の内容と完全に溶け合っていないのではないかしらん。 

昔関係があった中年男女のやり…

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yuuuk
3.7

序盤からどんだけカットあるのよって思った。
アンティークショップ兼自宅の構造が複雑(カーテンで区切られていたり)で、その部屋をさまざまな角度で撮っている。あらゆるところに使う物/使わない物/売り物/…

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andes
3.5

かなり細かいカット割りで振り落とされそうにオープニング。多少マシにはなるが、終始「一見」不可解な編集(時系列や場面が繋がらない)に困惑しながらの鑑賞だった。
人物描写もかなり独特で、ほぼ全員が過去に…

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【アラン・レネ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第33位。
戦後再開発された海辺町 朝と夜がないまぜにされて閉じた時間軸、逃げ場はない、墓もない 古家具のショールームの中で家族ごっこ、恋愛ごっこ 撮影が銃撃にすり替わる、もう何も思い出したくなどないから きれい
ぱ
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この時間の飛び方は何なのか、ずっと考えていた。日記を盗み見るシーンがあるのだが、その際に間に挟まった数枚の写真がスーッと滑る。そうかこのイメージかと。この映画はスナップ写真的な重なりかもしれない。 …

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ssss
3.8
やっとみた!おもれーーーカット割えぐすぎる、なのに別にイライラもしないしむしろおもろい(つながってんのか?レベルにすごい勢いで割ってる)あと全員孤独すぎてメンブレ激しくてサイコー
記録
原作:ジャン・ケイロール「ミュリエルまたは回帰」

自分に都合の良い過去。
意図的な素早いショット割り。

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