これは私の知ってるアラン・レネ。親世代と子ども世代がそれぞれの戦争(WWⅡ、アルジェリア戦争)からくる強烈な経験、それは恋人との別離または戦地での殺人。親世代は出会い直しを図り、息子は日常を取り戻せ…
>>続きを読むジャン・ケイヨールの脚本を、アラン・レネが監督した。未亡人デルフィーヌ・セイリグは過去の男を招く。ただ会いたかっただけ。彼女の養子は、アルジェリア戦争で、誤って死なせてしまった少女ミュリエルの記憶に…
>>続きを読む【さほどではないが】
アラン・レネの1963年の作。
率直なところ、さほど面白いとは思わなかった。技法も作品の内容と完全に溶け合っていないのではないかしらん。
昔関係があった中年男女のやり…
序盤からどんだけカットあるのよって思った。
アンティークショップ兼自宅の構造が複雑(カーテンで区切られていたり)で、その部屋をさまざまな角度で撮っている。あらゆるところに使う物/使わない物/売り物/…
かなり細かいカット割りで振り落とされそうにオープニング。多少マシにはなるが、終始「一見」不可解な編集(時系列や場面が繋がらない)に困惑しながらの鑑賞だった。
人物描写もかなり独特で、ほぼ全員が過去に…
この時間の飛び方は何なのか、ずっと考えていた。日記を盗み見るシーンがあるのだが、その際に間に挟まった数枚の写真がスーッと滑る。そうかこのイメージかと。この映画はスナップ写真的な重なりかもしれない。 …
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