日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウの作品情報・感想・評価

日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ2020年製作の映画)

上映日:2020年11月13日

製作国:

上映時間:151分

ジャンル:

3.0

あらすじ

「日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ」に投稿された感想・評価

こんな世界はありえないと思っていたから娯楽になり得た時代は遠くなりにけり。
Netflixの「日本沈没2020」は、小松左京の「日本沈没」の中で存在したかもしれない家族の物語。

ディザスタームービーとかで避難する人達が登場するけど「その人たちにはどんな人生やドラマがあったのか?そして彼らにはこれから何が起きるのか?」それにクローズアップする感じ。ただ避難する普通の人達だからヒーローがいるわけではない。だから、びっくりするほど呆気なく登場人物が死ぬ。

たまたま日本という国に生まれて、明日急に死ぬかもしれない可能性を皆んな持ちながらも、たまたま偶然出会って、たまたま協力しあって生きていく。

日本が沈没して、国家という形が無くなっても大切な人が一緒にいてくれる場所があれば、そこが日本だろうが日本でなかろうが関係ない。

最後に沈んで無くなった日本の思い出として、過去の日常生活のアーカイブが出てくるのだけど、それがコロナの今みるとなんだか「失われた過去の良い思い出」という気持ちになった。

1話20分で全10話だから、一気に観ても3時間30分ぐらいで観終わる。なかなか面白かった(わーい)音楽も良かったし。
tama

tamaの感想・評価

3.0
2020-027記録
登場人物が次々と亡くなる過酷な状況…
ラストは明るい気持ちになれます
このドラマの中で、死は誰にも平等に、唐突に訪れる。湯浅版はその死の描き方が容赦ない。そうだな、例えるなら吉村昭か。

これは地震映画でもパニックものでもない。困難に抗い、歩みを進める、勇気を信じる人間の物語である。これは困難な時代を生きる日本人への、いや国籍を超えた「日本人たち」への大いなる応援歌である。「日本沈没」は湯浅版では大いなるフリにすぎない。

何があっても、前へ進むのよ。

この映画をナショナリズムと結びつけて批判してる感想をちょくちょく見かけるけど、はぁ?って感じ。今まで描かれてきた「日本沈没」の中で、「ナショナリズム」から最も遠い作品だろ、これ。

このレビューはネタバレを含みます

天才湯浅正明の最新作は絶対観る、例えそれがネットフリックスの再編集版であっても。

一番思ったのは…ああ、こわい。

日本が沈没することはないらしいけど大地震がないとは言えないわけで限りなくそこはリアルに描かれてて、とりあえず家に帰ってから棚の上においておいた瓶類を下の棚に格納
した。

先輩にしてもYOUTUBERにしても命が消える瞬間がスッと消えていくからほんとにビビる。

それとは別に新興宗教のクラブで先輩がDJやるとこはちょっと心配になった。いや、なに?あのくだり。

日本人の国民性的に村的な考え方はあるだろうけど即個人主義になって殺し合いっていうのは考えられないというのはわかるけど、流石に不発弾と金持ちYOUTUBERと新興宗教がいっぺんに出てきたらちょっと首を捻ってしまう。

いや、まあわかるけどさぁって感覚。

ちょっと省略がひどい部分もあって、やっぱり一本の映画としてつくっていないからしかたないことだとは思うんだけど。

上の二つの意味でも普通にネットフリックス版を観た方が良いと思う。
全員スタイルが変。

劇場鑑賞は逃しましたが、子供の頃大ヒットした『日本沈没』の3度目の映画化作品。
かなり楽しみにしてました。

日本は無くならない話し。
コレってネトフリオリジナルを劇場用に再編集したものだから、例えば津波が来るシーンがあるのに、次のシーンで普通に助かってたりするのは編集で切られてるんだと思ってたんです。
そしたら観賞後に色々紹介サイト読んだら、オリジナルもそのまま?
つまり危機は来るのに"何故か"助かる。
そんな展開に何の説得力がありますか?
ご都合主義的に助かるシーンがやたらと多いのに、主要人物も呆気なく死んで行く。
何がやりたいのかさっぱり分からない。
元々原作やオリジナルの映画版は、科学的に日本が沈没する事を知った政府が、どのような対応をするかを描き、再映画化の時は、技術の進歩で沈没を止める展開に改変され、今回は何も知らずに日本沈没に巻き込まれた家族が逃げるだけに焦点がおかれてる。
なので人が死んでいく割に盛り上がりに欠けて、凄い退屈。
しかも2時間30分って…。
2度目の映画化の時は原作者の小松左京も「コレがやりたかった」と言ってた筈だけど、今作を見たらどう思うことか…。
そんな感じでストーリーは酷いけど、作画のクオリティもかなり酷い。
女子も子供も腕が丸太みたいで、本来細くなってるはずの手首や足首もないし、やたらと首の長い人がいたり、15歳の女の子やのにおっぱいの位置が80歳のおばあちゃんみたいだったり…。
そもそもシーンによっては誰か分からんくらい顔が崩れてたりもする。
と言うわけで、全然劇場版クオリティじゃない作品を特別料金で公開してしまう自信は何処から来たんでしょうか…。

コレ観た帰りの話し。
今作の終映が23:30、京都行きの阪急の終電が23:45。
コレ観たのTOHOシネマズ梅田だったので駅には近いんですが、エレベーターでの移動とか思わぬ時間かかる時あるから、作品が退屈だったのもあって途中から気が気じゃなかったです。
結局余裕はあったんですけど。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年11月23日
鑑賞回:20:50〜23:30
劇場名:TOHOシネマズ梅田
座席情報:SCREEN5 E-14
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:151分
備考:特別料金(1800円)
**********************

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紫式部

紫式部の感想・評価

3.0
TOHOシネマズのポイント観賞のつもりが、特別料金でポイント使えず😱

予想外の展開に終始驚きばかり

パニック映画の緊張感とか恐怖感はあまりなく、途中では、どこかの宗教団体制作作品だったのかと思わせる様な展開で、肩透かし😥

凄く損した気分ながら、前向きにはなれました
JIN

JINの感想・評価

3.7
ネトフリには入ってないので、酷評されてることは承知の上で映画館に足を運んだ。
湯浅政明監督なら大丈夫かも?と。
ちなみに過去に実写映画化された『日本沈没』は両方とも観てるけど、まあ可もなく不可もなくぐらいの内容だったと記憶してる。
結論から言うと、思ってたよりかは面白かった。
希望と絶望のどちらを描くのか?
それはもう今回タイトルに出しちゃってるのでオイオイと(笑)

以前の『日本沈没』を観た時と確実に違うのが、東日本大震災を体験した前と後ではこうも緊張感が違ってくるものかと。
アニメで観ててもどこか生々しく感じた。
人の動きとしてはそれはちょっとおかしくないか?と感じる部分だったり、途中、この物語はどこへ向かおうとしてるんだ?といった部分もあったけど、天変地異の中で必死に生き延びようとした家族の物語だった。

ただ特別料金の意味がわからん。
「日本なんて沈んで正解」というセリフを、ネトウヨが「反日」認定したために世間の評価は低い。

まず作画は全体的にまとまりのない感じで、デフォルメされていないキャラクターデザインがカットごとに違う顔を見せてくる。キャラ表を参考にしてないのでは?…と思うほど。
構図やカメラワークは至って普通で、湯浅政明監督の作風もあまり活きていないように思った。湯浅監督はずっとファンタジー路線で来ていたと思うんだけど、本作はリアル路線だからあまり無茶な絵にはできなかったのだろうか。
部分的には力の入っている絵も勿論ある。例えばカイトが暴風に吹かれるカットなどは顔面がヌルヌル動きすぎていて、イケメンが酷いことになっている。カイトも作画も頑張ってるのに鑑賞者は笑いを堪えないといけない状態。

ストーリーは、野暮なツッコミをしたくてウズウズしてしまう。ありえないような死に方をする人、思いもよらないタイミングで死ぬ人、謎の超能力を持つ人、そもそも列島沈没中にスマホの電波飛んでるの?…などなど。
あまりに突拍子がなさすぎて、人死んでるのにギャグに見えることもあるし、それでもやっぱり人死にには違いないので心抉られることもある。
牛尾憲輔の奏でるなんか良い感じの劇伴に助けられ、グッとくるシーンもたくさんあった。しかしそれがカットアウトされて悲惨な結末を迎えることもあった。半分以上は音楽の牛尾憲輔目当てで観に行ったが、じっくり味わいたいならやはりサントラが一番だ。そしてやはりサントラは最高だった。

本作は1973年と2006年の映画版のどちらとも異なるアプローチで描かれており、三者三様の描き方がされているのは面白いコンテンツだと思う。
これまでの映画版はマクロな視点から日本を襲う大災害を描いたのに対し、本作では一つの家族に焦点を当て、日本列島の沈下から逃れようともがく普通の人々を描いている。終末世界を舞台にしたロードムービーと捉えれば、カルト教団が登場するのも不思議なことではない。
主人公たちは大災害を予知した科学者でもなければ、脱出計画を指揮する政府関係者でもない。あくまで一般市民の視点から語られる、アテのない避難の旅路。突拍子もなく人が死んでいくのも、おそらく科学者や政治家のマクロな視点からでは見落とされる部分だ。沈下に伴う地震だけが、人々を殺すのではない。
東日本大震災から9年半が経ち、死者・行方不明者・震災関連死の合計は2万2千人を超えたという。私たちはいつもその数字の大きさで事の大きさを測るが、実際はひとりひとりのかけがえのない人生が2万2千人分あるということを忘れてはならない。本作はそういった歴史の中で風化し、数字として埋没していくひとりひとりの命を、掬い上げて物語にしているんだと思う。
湯浅作品という事でチェックはしましたが、アニメファンとして国家だのナショナルだの生々しいモノはアニメで観たくないなぁ。
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