激動の昭和史 沖縄決戦の作品情報・感想・評価・動画配信

激動の昭和史 沖縄決戦1971年製作の映画)

製作国:

上映時間:149分

ジャンル:

4.0

「激動の昭和史 沖縄決戦」に投稿された感想・評価

shinobu

shinobuの感想・評価

4.0
戦争映画は「死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!」という気持ちになるために観ています。

8月黙祷も込めて。

いつかは噂に聞いていた沖縄決戦観ようと思いつつ、TSUTAYAで取り扱ってるところが少なく、断念していたところにAmazonで観れるようになりました。

…重過ぎて、何回かに分けて観ました。

開始10分あたり、目をキラキラさせてお利口さんなちびっこたちのほのぼのほっこりした絵からの→対馬丸。

…キツい…。

序盤で心折れそうになりつつ、チャキチャキとテンポよく進んでいく感、シン・ゴジラで観た、いや逆で影響受けてるのはシン・ゴジラか!と納得。49年前の映画と思えないくらい軽快。

そして、難しい内容も「ま、要するに○○ってことだ!」と台詞で補足してくれる親切設計。

ただ、沖縄戦がどんな結末を迎えたかざっくりとは知っていたものの、今まで観た戦争映画の中で1番しんどいです。もう本当にやめてくれ…というくらい沖縄大戦地獄が続きます。県民の犠牲の数々、頼むからもう誰もこれ以上死なないで欲しいという思いになるくらい見せつけられます。

でももう一度、沖縄戦の予習をしっかり行った上でまた観ます。体力と精神的に元気な時に。面白い、という言葉は不謹慎な気もするけれど、映画としては面白い、史実としてはもう繰り返して欲しくない。トラウマとして常に残したい映画です。
いま

いまの感想・評価

4.0
この言葉が適切かは分かりませんが、映像作品として大変面白いです。随所に挿入される実際の映像や写真、テンポを重視したカット割り、迫力のある戦争描写。
けれどそれを越えて、たくさんの人が次々に死んでいくのがもう辛いし重いんです。それでもこの作品と、沖縄で起きた出来事は、忘れないようにしたいと思います。
森野

森野の感想・評価

4.0
人が蜂の巣にされ、切られ、燃やされ、轢かれ、あるいは自決、あるいは家族に殺され、あるいは……

短いカットで映される大勢の人の死が脳に刻まれて、忘れられなくなりそう。
色んな死に方のオンパレード。
特に正気を失って踊っている老婆に何台もの戦車が迫るシーンは壮絶だった。
所々実際のモノクロの映像が挿入されているのも、この人達は本当に存在していて、亡くなったのですよ、という事実を突きつけられるようで心が締め付けられる。

司令官などの偉い人たちは切腹すればそれでいいかもしれないけど、残った人達は?
なぜ民間人がこんなに死ななければならなかったのか?
大本営とのやり取りも、もう本当にイライラしてイライラして、、、

かなり体力を消耗するけど、見られてよかったです。
あと軍医役の岸田森さんがめっっっちゃかっこよかった。
リモ

リモの感想・評価

3.8
リアルな記録映画

実際のドキュメンタリーと比較しても遜色なく

社会の授業で見せてもいいのでは?
沖縄の民間人にスパイがいる、などと疑心暗鬼になり無実の人を殺していく。沖縄の地上戦でもあったことが、2020年でも繰り返そうとしている。とんでもないことだ。

この映画は時間が経過するごとに、どんどん悲惨になっていく様が恐ろしい。大本営に見捨てられ兵を引き上げられ、作戦がずるずるとズレていく。呼んだのに助けもこない。そのくせ「なぜ総攻撃しないのか」と圧力をかけられる。精神論だけで攻撃を仕掛けた隊は当然全滅していく。

民間人も疎開した先なのに日本軍が後退し、軍から助けてはもらえず、集団自決の凄惨な場面が何度も出てくる。そんな時間経過の中で出てくるのが最初に書いた疑心暗鬼による差別だ。ともすれば疑心暗鬼にも共感しそうになるところで、撃たれたお爺さんの抱えた荷物が御真影であると視聴者には示され「ああ、こんなことやってちゃダメだ」と思わされるショッキングなシーン。

そんな中、民間人でありながら散髪要員として非戦闘員で軍に参加する田中邦衛の立ち位置が、民間人と軍を両方描くうまい役の置き方ですね。

『私は貝になりたい』や『白旗の少女』にもつながるような演出もありました。

辛い内容だけれど一度は見ておいた方がいい作品だと思います。

岡本喜八Amazonプライム・ビデオ公開年順の視聴10本目。
こういう言い方は適当ではないけれど、やっぱり面白いんだよなあ。
見せ場から見せ場に繋いでるわけで、無駄が一切ないから当たり前か。
好きな場面とか印象的な場面が山ほどあるし、それは観た人によってもきっと違う。
オレのお気に入りは、やっぱりダンシングババアかなあ。
岡本喜八がガンダムとか作ったら、相当な傑作を生んだかもしれない。
独特のリズム感は庵野さんが真似しているけど、こういう映画を作れる人は今の日本にはもういないよなあ…
岡本喜八監督作品。

沖縄戦、なんとなく学んできたものの、詳細を知ることなく45年生きてきた自分。
この作品を観て、改めて戦争の理不尽さを感じずにはいられなかった。

ノンフィクションをベースにしながらも、フィクションを散りばめ、鑑賞者の心を離さない演出にプロの心意気を感じることができた作品でした。
ha7ta6

ha7ta6の感想・評価

5.0
非常に後味悪い。自決シーンは胸がはち切れそうです。ホンマ、戦争が憎い。軍に腹が立つ。
それでも県民の2/3は生存してたというから驚き!
この作品は全ての人々が観るべき!

酒井和歌子さんが美しい…。
流石は岡本組。

映画的に見て、戦車や歩兵銃等の小道具に時代的差異はあったものの、史実通りの構成にドラマ的演出も上手く取り入れてとても良かった。

超絶豪華俳優達の共演は圧巻。

個人的には岸田森先生の圧倒的存在感には鳥肌が立ちっぱなし。(特撮界補正有り)

続けて同監督の『日本の一番長い日』を鑑賞するのも一興👍️
unflyable

unflyableの感想・評価

2.0
沖縄戦を描いた映画。乱雑に色々詰め込んでいて正直知識がないと訳がわからない作品だと思う。表現も安直でひたすら地面を爆発させて、人が死んでいくことを写しているだけ。
その割には妙にレビュー評価が高く戦争の悲惨さを描いているなどと言っているが、何を言っているんだと思う。比較的写真などの史料が残っている戦いなので、ちょっとでも調べるべきである。地形が変わるレベルの砲爆撃、集団で動けばどこからともなく降ってくる砲弾、水も食料もなくすし詰めでガマでの避難生活、スパイだと根拠もなく因縁をつけて拷問を行う憲兵、寸分の土地を巡って血で血を洗う戦闘等々、この映画が如何にキレイごとでそれっぽく描いているだけの安直な映画だとわかるだろう。
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