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TypeMage

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3.0

このレビューはネタバレを含みます

西村寿行原作「娘よ、涯なき地に我を誘え」の映画化。
西村寿行とは、ハードロマンと称されるバイオレンス小説の作家さん。どこがハードでどこがロマンなのかは読み手次第でしょうが、女性登場人物は主役も脇役も全員レイプされちゃうのが大きな特徴。映画ではその辺抑え目。
この映画の主役菅原文太と並ぶ日本映画のスター高倉健主演で「君よ憤怒の河を渉れ」という映画がありましたが、やはり原作は西村寿行。
さて、この映画は菅原文太が主役なのですが一番美味しい役は三船敏郎です。脇役です。それどころか最後の方でチョロっと出てくるだけです。でも三船敏郎が最高の見せ場を持って行っちゃいます。
一応取って付けたようなラストシーンはありますが全然印象に残りません。それほど見事にラスト前に三船敏郎が一番の見せ場で啖呵切っちゃいます。
それもそのはず、この映画は三船プロ創立15周年記念映画なんです。
ただただ”世界のミフネ”の偉大さに感服するための作品です。
全国縦断ロケ、豪華キャスト、海上自衛隊まで引っ張りだして撮り上げた壮大な駄作