戦後の物資不足の中、闇市場が横行し暴力団が闇市場を支配することで、町を牛耳っていた。朝日新聞記者による不正告発をきっかけに住民が団結し、暴力団との闘いを繰り広げた実話を基にした作品。
「日本映画演劇…
明るい左翼山本薩夫監督らしく、骨太のしっかりした娯楽映画として観る価値十分だが、何か中共文化大革命をイメージするビラ戦術、体制側への吊し上げ、壁新聞、奇怪な青年団、革命への扇動が見え隠れして気持ち悪…
>>続きを読む往復夜行バスの京都日帰り旅行の中で時間を潰すために鑑賞しまして、そりゃ眠い、音声聞き取りづらいと案内があったけどたしかにな…と思ったらもうウトウトです。
東宝争議の補償金で製作したというのが立ち位置…
◎大傑作!終戦後日本版ペンタゴン・ペーパーズ
1950年 製作委員会 大映配給 111分 モノクロ
スタンダード *画質悪く聴き取れぬ音声多し
いやぁ、驚いた。
こんなに凄い大傑作が、戦後まもな…
1948年、現・埼玉県本庄市で起きた、朝日新聞記者への暴力事件とそれに端を発した”暴力団と癒着する警察行政”の是正運動、いわゆる「本庄事件」の映画化。日本映画演劇労働組合が東宝争議の妥結条件として受…
>>続きを読む埼玉県本庄市で起こった本庄事件を基に映画化。戦後5年!そして事件は、48年に起こっていて実際まだ燻っている状態で映画化。最近の邦画に求められるのは、速攻性と時代性だなぁと。東宝争議の示談金で製作して…
>>続きを読む報道のあり方について熱く問いかけてくる一作。
明確に主人公は定められておらず、出演者のクレジットは映画会社・劇団ごとに区分けした表記。
実際に地元のやくざから妨害を受けながら撮影を遂行したの…