私は私を解雇しないの作品情報・感想・評価

私は私を解雇しない2020年製作の映画)

나는 나를 해고하지 않는다/I Don’t Fire Myself

製作国:

上映時間:111分

3.3

「私は私を解雇しない」に投稿された感想・評価

h

hの感想・評価

3.5
形としてある大きな存在🗼と目に見えないけど絶対的で不条理な社会システムに挟まれた一人間の無力さが、少しの甘さもなく浮き彫りになって辛かった
 コリアンシネマウィークでオンライン鑑賞。正直こんなに重い作品だとは……。でも、これは現実なのだと思うし、ここまで甘さを排して描くこと自体、かなりの覚悟があったのだと思う。重苦しいから、救いがないから、と目を逸らさずに、しっかり観るべき作品だと感じた。

 大企業の本社で働いていた女性が、なんらかの嫌がらせを受けて地方の下請け会社に出向させられる。ホワイトカラーだったのに丸切りブルーカラーの、しかも電気工事という専門性の高い仕事場。下請けは下請けで、本社からの命令に従うよりほかなく、彼女を持て余す。彼女は彼女で、席もなく、仕事も与えられず、ほかのスタッフからの白い目線に耐えながら、ムキになって仕事場に食らいついてゆく。

 単純な対立ではなく、さまざまな立場や思惑が絡み合う重苦しい展開。彼女の同僚の非正規労働者(オ・ジョンせ)は作業に必要な高価な作業着を地腹で買い、ほかのアルバイトを複数掛け持ちし、シングルで3人もの子どもを育てている。なんという残酷さ。また、出向のパク代理が受けるさまざまな嫌がらせや、身体的&言語的暴力もひどい。家庭的にも恵まれず、本来優秀でありながら、低評価。日本も状況は大概だが、あまりにもひどすきる韓国。ヘル韓国。
※実際、韓国の就職難や社会保障の薄さは日本の比ではないことをいくつかの本などで知りました。また、住宅事情なども悪く、ちょっと踏み外したら生きていけないという状況はあるらしい。しかも家柄や出自にうるさく、男尊女卑も激しく。大変です。

そんな現実のなか、予想外の悲劇を経て彼女が取った行動がまた……。高所恐怖症の方は厳重注意。EXITなどよりいっそう凄いので。日本公開は、どうなんでしょう⁈💦
本社の女性社員が、地方系列の鉄塔メンテナンス会社に飛ばされる。
現場の所長や社員たちからは、本社社員に対するひがみ根性で邪険に扱われ続ける話。

邦題「私は私を解雇しない」
「わたしは、ダニエル・ブレイク」のように、と監督はおっしゃっていたが、そもそもが仕事があって、お金ももらえるわけで状況が全然違うなぁ…。
主人公がひたすら押し黙っていて、まったく盛り上がらない。
クビは死と同じって、韓国では選択肢がないの?
そこまでして、社畜になる必要はないと思うが…。
友人が”仕事を辞めたらほかに肉体労働しか残ってない”とも言う。
今の出向先も立派な肉体労働ですけど…。

「わたしは、ダニエル・ブレイク」は辛いところを見せつつも面白く見せて、たまに幸福なひと時もあったたが、本作にはそれがなかった。
ずっと同じ雰囲気のまま進行。
重い内容でも魅了する映画はたくさんあるが、監督の描き方にセンスがみられない。
何か言われて、押し黙るの繰り返し。
1時間過ぎあたりで寝落ちして、今ごろ書いてる状況です…。
むしろ1時間でも相当粘って観続けた方。
残念ながら、10~20分で止めたくなるほど起伏のない単調な脚本で退屈だった。
temo

temoの感想・評価

3.2
実話に基づくストーリーとの事。
監督が韓国の労働の現実を描いた、と言っていたけど、まぁ救いのない…。

現実の労働の酷さは理解しつつ、
どれだけ酷い待遇でも会社にしがみつこうとする主人公にあまり共感できなかった。
韓国ってそんなに転職が厳しいのかな??
horry

horryの感想・評価

3.5
邦題は「私は私を解雇しない」。
監督はケン・ローチの「わたしはダニエル・ブレイク」をあげて、本作を紹介していた。

死ぬほど勉強して入った会社で、厄介者扱いされ、地方に下請け会社に飛ばされた女性ジョンウン(ユ・ダイン)が主人公。なぜ彼女がそんな目にあったのかという背景は詳しく描かれていないのだけど、女であることが理由らしく、同僚の女性も彼女と同じような目にあっている。
「ガラスの天井」という言葉があるけれど、入社のスタート時点では男性と女性は同じでも、いつしか大きな差が開く。厄介なことに、スタート時に差がない(ように見える)ので、出世できないことは個人の努力不足だとみなされてしまう。

出世することだけがゴールではない。けれど、実際には、彼女のように左遷されて、仕事を与えられなかったり、不当であると訴えるに何年もの争議になると言われ、ふつうに働いて生活することすら難しいのが、現実の世界でも起こっている。
1日8時間働いても生活していけない、明日はどうなるか分からない。日本の労働状況も同じだ。

オ・ジョンセが演じた「後輩さん」は、いくつものバイトをかけもちして働く。娘たちのために働くのは幸せだという彼は、企業に使い捨てされてしまう。真面目に働いていても、企業にとっては数ある駒のうちの1つでしかない。
主人公も不遇な生い立ちで努力を重ねてきたタイプ(学歴がない、とあったように思う)だが、報われることはない。

努力しても真綿で首を絞められるように追い込まれ、ジリジリと悪化していく状況。でも、そこに少しだけ射す弱い光が描かれる。
紙パックのチャミスルをつまみもなく飲んでいたジョンウンに、「後輩さん」がつまみをプレゼントし、行きつけのご飯屋ができ、女ともだちと飲む。少しずつ現場の仕事になじんでいき、険悪だった他の社員との距離も近くなる。
そうした弱い光が、ラストシーンにつながる。「わたしはダニエル・ブレイク」でも描かれた、人としての尊厳を放棄しないこと。自暴自棄だったジョンウンが守った尊厳が、まさに「ライフライン」であったのが、とてもよく出来ているなと思った。
kana

kanaの感想・評価

3.5
コリアンシネマウィーク
オンライン鑑賞

これが韓国の今??
いや、日本もさほど変わらないかもしれない。

生きることはバイト、、
一瞬、
意味がわからなかったんだけど、
悲しすぎません?この言葉、、

男女差別に格差社会の
厳しい現実💨
こういうのを見るとさ、
平等な世界なんかないと
思っちゃったりしますよね。。
死と隣あわせの仕事をしながらも
高い作業服は自腹。
お昼ごはんも
天引きとかなんだろうなーとか
考えながら観てました。
彼らの給料って
一体いくらなんだろうな。

「人が少ないからといって
後回しにするのはおかしい。」
ほんと、そう。
人を粗末に扱うべきではない。
みんなおんなじ人間なんだから😣

SDGs、、、
取り組まなければいけない課題は
山積みだね😅

☆オンライン試写会にて鑑賞☆
2021年46本目
31mon

31monの感想・評価

3.8
コリアンシネマウィーク2021『私は私を解雇しない』

一番怖いのは死より、解雇。
理不尽だな。
女性だからだけど、それだけじゃない。

鉄塔の上で頼れるのは同僚。
この言葉が全て。

モヤっとするよ。
オ・ジョンセさーん。
うさこ

うさこの感想・評価

2.5
「私は私を解雇しない」
死ぬより怖いのは解雇されること。
かなり重苦しい内容だった。マンネさん…
to

toの感想・評価

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邦題「私は私を解雇しない」 コリアン・シネマ・ウィーク2021 オンライン試写

すごい。社員をゴミみたいに解雇する韓国企業。こんなにひどくはないけれど、私も貢献しながら、あっさり契約終了になったことがある。韓国好きだけど、労働環境は、よくないようだ。本国の要人もぼろぼろクビになってた。製品は信じられない速さで出来てた。誰か、本国でしにそうな思いで働いてるよね、と噂されていた。

韓国の労働の現実を映画にしたと、監督が語る。ほんと、このくらいあるかもしれない。それにしても、送電線修理を舞台にした映画って、初めてみる。危険な仕事を担っている人に敬意を抱く。

本業+副業。自分も昔、バイトしてたので身につまされる。子供に、なんでそんな働くのといわれた。親に文句ばかり言ってる20才くらいの子だったな。
あお

あおの感想・評価

2.5
救われない結末。でも現実だし日本でもある話だから見たあとどんより。
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