100年先の未来なら起こらなかったかもしれないという悲しみを、現在の風景に落とし込む大胆さ。
陰間乞食・夜鷹の少年少女、大石が通う阿片窟。みたくない江戸時代の人々の姿。でも実際にあったかもしれない…
冒頭から新旧融合した京都の風景のインパクトに惹きつけられる。
このあと、どのように風景が登場するのだろうか、ワクワクするのだが、
全体的にキャラクターが薄く感じられ、
風景主体の作品でもないため、…
平然と京都タワーや市街地が背景に写り救急車のサイレンまで鳴り響くものの、それが"斬新でしょ?"みたいな一発ネタに終わらず、表現したいテーマと連動するところが心憎い。いわば時代現代劇といったところ。だ…
>>続きを読むⒸ北白川派