ミニマルさの中に映画としての要点が詰まっているように感じた。仰ぎ見るカメラ、顔のクローズアップ、暗い室内から外を見る感覚、薄気味悪さや不意のショットはTOCHKAにも通底している。部屋に唯一置かれた…
>>続きを読む三部構成による劇の反復に、発声と発声が衝突することも厭わず、ミニマルにカットを割っていくことに注力している点がかなり過激な映画体験だった。『TOCHKA』にも登場するような坂道とその先に佇む山小屋を…
>>続きを読む『YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN』には、似たような作品は存在しない。日本語を母語としない人物に、ドイツ語の原文に忠実な、しかもドイツ語的ニュアンスを留めた訳文に基づく硬質な台詞をし…
>>続きを読むブレヒト。能『谷行』。異化。差異と反復。三回。鼻にかかった声の母(日本語を母国語としていないためか)。先生のアップから少年を映すためにカメラが下に降りて、少年を捉えたと思ったら停止することなくまた先…
>>続きを読む絶望的な反復。未だ味わったことのない映画体験に疲労し、その批評性の高さに徹底的に打ちのめされた。
大袈裟でもなんでもなく、21世紀においても映画を破壊し、革新させる可能性を開拓する孤高の一本だし、…