私はこういうものが観たかったのだ、と思った。日々の倦怠について語る第三部が好き。
役者がテキストと距離を保っていることで、観ている側がテキストを理解しやすくなっているように思う。
両者の会話をぷつぷ…
自然光の美しさ、光よりどぎつい影がとても気に入ったが流石に省エネ過ぎかな。
ただ最後のティルトアップが凄すぎ、地面から遥かにフィールドとして先の山の丘の上まで意識出来るここしかないショット。
あのシ…
もはやその容貌も朗読も意味を成すことなく、原作の表層を物質化した先に広がる映画スタイルの極論。平面的な切り返しで示されつつ瞬間移動してるとしか思えない距離感の狂った対話が終わり、沈黙するその瞬間に訪…
>>続きを読む