ドイツ語が分からないので、ストローブ=ユイレ的な発話の前に、すでに韻律と意味は切り離されていて、声をより音楽的な響きとして聞き、字幕をよりテクストそのものとして読んだ。
この映画においてショット同…
俳優の声の多様さに驚く。
演技の典型のパターンに頼るような発声が完璧に避けられていて、その人ならではの声質が繰り返し響く。
ときにかっこよく、ときに滑稽に、ときにエロく。
あの女の子の声なんて、もう…
一個一個が良すぎて逆に緩急がないという贅沢なことも言ってしまえるかもしれないが、逆に最良のショットはなおさら際立つのでいいのかもしれない
屋敷に到着するとことか、計算し尽くされたようでいて後景の木…
国を捨てアメリカへ単身渡った才能あるドイツ人の青年だが、行く先々で不運に見舞われ、仕事も家も失い路頭に迷ってしまう。愚直すぎるほど小説に忠実な映画文体。たとえば以下のような台詞をカットなし画面切り替…
>>続きを読むカフカの未完の小説「アメリカ」を基にしながら、舞台のように配置された人物と硬質なセリフ回しによって、異質な時間の流れを映し出す作品。ストローブ=ユイレらしい徹底した形式の中で、人間が社会や権力のなか…
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