辱められた人々の作品情報・感想・評価

辱められた人々2003年製作の映画)

Umiliati

製作国:

4.1

『辱められた人々』に投稿された感想・評価

『労働者たち、農民たち』の後日談として山間の共同体に元パルチザンや地主代行が現れ、彼らから逃れるまでの物語が展開される。終盤に描かれる室内空間がとりわけ素晴らしい。室内空間では決して人物が同一フレー…

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ニシ

ニシの感想・評価

5.0

「労働者たち、農民たち」を超え、更に個人というものが浮き彫りになっているように思う。憲兵/労働者農民の構造で、辛うじて最初の1人の憲兵は労働者農民に向かい自分の言葉を届けようとしていたように感じたが…

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昼寝

昼寝の感想・評価

4.0

『放蕩息子の帰還/慰められた人々』の題で。『労働者たち、農民たち』の素材の再構成とその後日譚からなる二部構成。当然だがコンパクトになっていて、こちらの方がずっと見やすい。手を挙げては何度も無視される…

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Yuhi

Yuhiの感想・評価

-

最も驚異的なのは、村人たちの絶望の沈黙の中、獣たちが何かを感じ取ったかのように騒ぎ立てはじめる瞬間だ。ここにストローブ=ユイレのスタイルの圧倒的な結実がみてとれる。

『放蕩息子の帰還』によって、『…

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『放蕩息子の帰還/辱められた人々』
労働者たち、農民たちでは見られなかった切り返しが印象的。男(地主代行?)と村人大勢との切り返しが不穏。
ドアを挟んでの芝居、部屋の中からバックショット。
ラスト、…

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煙

煙の感想・評価

4.0
完璧な構図。「起きて」というセリフのすぐ次のショットでベッドから起き上がっているのは、少し起き上がるのが早いのでは。カメラを下に向けて動かすのは珍しい。
tko

tkoの感想・評価

3.5
Rec.
❶23.12.15,アテネ・フランセ文化センター(35mm)/ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2020
ako

akoの感想・評価

-
先日観た映画から、そういえば、この作品を爆音で観たなあと思い出しました。

ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。
『労働者たち、農民たち』の後日譚。山中の共同体に、地主代行や元パルチザンらが訪れる話。

地主代行の話が理屈っぽい。皆が回りを囲んで聞いていて…

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やっぱりこういうフィックスであまり動きのない人物を撮るような作品は1時間くらいが妥当。

あと前作同様山中の映像が多かったせいかラストの家でのシーンの方が逆に印象に残った。

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