『労働者たち、農民たち』の後日談として山間の共同体に元パルチザンや地主代行が現れ、彼らから逃れるまでの物語が展開される。終盤に描かれる室内空間がとりわけ素晴らしい。室内空間では決して人物が同一フレー…
>>続きを読む「労働者たち、農民たち」を超え、更に個人というものが浮き彫りになっているように思う。憲兵/労働者農民の構造で、辛うじて最初の1人の憲兵は労働者農民に向かい自分の言葉を届けようとしていたように感じたが…
>>続きを読む最も驚異的なのは、村人たちの絶望の沈黙の中、獣たちが何かを感じ取ったかのように騒ぎ立てはじめる瞬間だ。ここにストローブ=ユイレのスタイルの圧倒的な結実がみてとれる。
『放蕩息子の帰還』によって、『…
『放蕩息子の帰還/辱められた人々』
労働者たち、農民たちでは見られなかった切り返しが印象的。男(地主代行?)と村人大勢との切り返しが不穏。
ドアを挟んでの芝居、部屋の中からバックショット。
ラスト、…
ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。
『労働者たち、農民たち』の後日譚。山中の共同体に、地主代行や元パルチザンらが訪れる話。
地主代行の話が理屈っぽい。皆が回りを囲んで聞いていて…