メキシコ北部。祖母と暮らすメキシコ・シティから父の遺骨を受け取りに来た少年ハツィンは、その帰り道でバスの窓から、父と瓜二つの男・マリオを目撃する。マリオは父であることを否定するが、何度も押しかけてくるハツィンを仕方なく自分のビジネスの助手として採用する。彼は、大工場に貧しい人々を労働者として斡旋するブローカーだった……。
メキシコの貧しい村に暮らすマグダレーナ。貧困から抜け出すため仕事と夢を求めた息⼦は、友⼈とアメリカへ向けて旅⽴ち、そのまま消息を絶つ。多くの若者が国境を越えようとして命を失うことが多い中、…
>>続きを読む“それ”はつながりの証。そして、未来からの継承― イーライは、養父ハルとデトロイトに暮らしている。ある日、イーライの兄・ジミーが刑務所から出所し、家に戻ってきた。ジミーはまた家族と仲良く暮…
>>続きを読むブエノスアイレスの銀⾏で働くロマンは、同僚のモランからある話を持ち掛けられる。定年まで稼ぐ倍の額の 65 万ドルを銀⾏から盗み、モランが刑務所に⼊る3年半の間、ロマンが⾦を預かり、出所した…
>>続きを読むメキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロのひとり娘である十代の少女ラウラが犯罪組織に誘拐され た。冷酷な脅迫者の要求に従い、20万ペソの身代金を支払っても、ラウラは帰ってこない。警察…
>>続きを読むブラジル・インディペンデント・アニメーション界の新鋭アレ・アブレウ監督による長編第2作。出稼ぎに出た父親を探しに、少年が広大な世界を旅する物語を、クレヨン、色鉛筆、切り絵,油絵具などを駆使…
>>続きを読む頼れる親のいない環境で育った⽂直とその妹、なぎさ。広い世界を求めるように、成⻑した⽂直はなぎさを残し、ひとり故郷を後にする。三年後。偶然訪れた⼼霊スポットのトンネルで、⽂直はなぎさの幽霊に…
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