国家の現在の現実の現状の理不尽が人間を殺す。
これがメキシコという国のリアリズム
この静寂の中にどうしようもない虚無と怒りが絶望となって襲ってくる
悪魔が訪れたマテオの回想シーンで字幕をあえて入…
終盤まで何も起こらないけれど、最初からザワザワ胸騒ぎしてしまうような人や風景の薄暗さ。
正直本当の息子は死んでると予想してたけど、まさかそうなってるとは思わないじゃん
それで息子の面影なのかって納…
いつもだったら先回りして色々と予想を立ててしまうのですが、あの人物が息子だったというのは予想外で驚嘆。そこに行き着くまでのテンポがゆっくりだったからでしょうか。急展開に驚きました。
親切な男の子に…
うむ~難しい。殆ど画面から作品が意味する物はなにか、また何を伝えたいのかを追っていかなければいけないのだが、全体が抽象的でましてただならぬ幻想的なムードも加わり、なにが現実で、また幻覚なのか解らない…
>>続きを読む弱者を喰う
メキシコ搾取のメカニズム。
トランプの移民政策の1つである、メキシコ国境への壁建設や派兵はメディアで報道されている周知の事実だが、片やメキシコでは自国内の弱者から搾取しようとする、夢を…
愛する息子は悪魔の手先になっていた。
それはもう死んだも同じ。
説明もなく登場人物のセリフだけで
淡々と進んでいく物語。
肝心なクライマックスさえ、
老人の独白に訳もつかない。
でも画面だけで伝わ…
台詞や登場人物は少なく、物語全体を通して暗く静寂な展開が続きましたが、重く幻想的な風景を通して今も続くメキシコという国の深い闇をリアルに描き出してました。行方不明の息子を探し続けた母親が、結末に味わ…
>>続きを読むメキシコ国境付近を舞台に、出稼ぎに行ったまま行方不明になった息子を捜す母親の旅路を描いた社会派サスペンス。
メキシコには治安が悪いというイメージがあるが、まさかここまでとは...。略奪や殺戮が…