あかりさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

4.9

原作の大ファン、全巻持ち。

予告から分かる通り最悪の世代、海軍、革命軍、その他諸々今までルフィたちと関わってきた敵味方が大集合するということで、前日に原作を1巻から読み返しました。17巻くらいで諦め
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.7

なんと初見。ディズニーアニメには疎く、最近実写化がどんどんされていますがそのほとんどのオリジナルを観たことがありません。今回は時間もあったので予習も兼ねて試しに観てみることにしました。

20年以上前
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インポッシブル(2012年製作の映画)

3.8

ある家族が体験した実話を元にした映画ということで、凄まじい迫力でした。迫りくる津波、濁流に飲まれる体、届きそうで届かない手。特に濁流の中で木や漂流物に体がぶつかっていくのは痛々しくて見ていられませんで>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.1

初!タランティーノ監督作品!

序盤、「これが3時間弱続くのか......どうしよう観るのやめようかな......」とくじけそうになりましたが、諦めなくてよかった。最高でした。雪道と一つの小屋しか出て
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.4

夏にぴったり!な筋肉が汗を垂れ流す映画でした。

『Hobbs&Shaw』っていうタイトルだけでもう面白いのが分かるし、邦題になった途端『スーパーコンボ』っていう最高に頭悪そうになるのがもう、好きです
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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

3.2

原作既読、というより原作の大ファン。

前作に引き続き窪田くん扮する金木研はあいも変わらず儚くて切なくて、今にも崩れてしまいそうでした。個人的に内容や描写に気にくわない点はたくさんありますが、白金木に
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.8

タイムスリップものとは聞いてたけど、まさかこんな形のタイムスリップだったとは。その現象を自分の足りない脳みそでどこまで理解できたか分からないですが、とりあえず、すごいことなんだなというのは伝わりました>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.8

就活中は絶対に観れないと思っていて、やっと就活も終わったので観てみました。登場人物みんなが私自身であり、客観的に見た時に寒いと感じる考え方であり、全てにイライラした。きっとセリフ一つ一つが図星だからな>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

見慣れた街がアニメとして描かれてスクリーンに映し出されているのがあまりに素晴らしく、何度も鳥肌が立ちました。雨ってあんなに美しく描けるんだなあ。もう梅雨も明けてしまいましたがなんだか雨が恋しくなりまし>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

さすが岡田くん、と認めざるを得ない演技力とアクション。個人的にはもっとこういう現代人役をやってもらいたいのですが、侍姿の方がよく見かけますね。久々の現代人役ということで情報解禁当時はとても盛り上がった>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.4

ありふれた日常が戦争によって壊れていく様が丁寧にありのままに描かれていて、思わず目を背けたくなりました。
きっとすずさんはあの時代を生きたたくさんの中の一人にしか過ぎないけど、すずさんと同じような経験
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

-

この映画の結末を受け入れるのにはもう少し時間がかかりそうです。

観終わった後のあのなんとも言えない感情は言葉では表しきれません。良さももちろんあった。泣いたし、感動した。でもどこかで納得しきれない自
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.3

新作のために復習鑑賞。

ウッディを直すシーンが好きすぎて小さい頃なんどもなんどもそのシーンだけ見ていたのを覚えてる。あのごちゃごちゃなのに整理されたお直しセットを流れるような手つきで扱っていくおじさ
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.1

新作のために復習鑑賞。

本当にこの映画のせいでオモチャやらぬいぐるみが捨てられなくなったんですよね。今見ても全然面白いのが憎い。
新しいオモチャへの嫉妬っていう設定が面白い、実際に私たちの知らないと
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.2

ドキュメンタリーのように流れ始めるロス市警の日常。
マイケルペーニャはいつものマイケルペーニャだなあとジェイクとのバディを微笑ましく観ていたのですがラストシーンにはやられました。ずるいというか、あれだ
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.6

ビッグネームがこれだけ揃っていても、ダメなものはダメなのだと認識。序盤までは我慢できたものの、後半からのグダグダな展開には正直呆れ顔でスクリーンを見つめてた気がします。
あれだけ癖のある殺し屋をあれだ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.6

すれ違ってきた父との冒険の物語。

FFを知らなくても普通に観れました。が、敵の難易度とかはよく分からなかったので協力プレイで倒すシーンはイマイチ感動が伝わりづらかったです。
誰一人として悪い人が出て
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

4.5

自分の価値って誰かに決められるものじゃなくて、自分がその価値を分かってればいいんだなあ。分からないまま、空っぽのまま今まで生きてきたかもしれない。恋愛だけじゃなくて、他人からの評価とかを気にするのって>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

試写会で。

韓国映画ははじめまして。実際の政治を絡めたスパイ映画ということで正直あまり期待はせずに、初めての韓国映画を楽しみたいな〜くらいの軽い気持ちで観たのですが、予想以上に良かった。多分もっとい
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.5

『ただいま、し〜ん』

衝撃的だった。両親の死に泣けなかった少年少女4人組。生きてるようで死んでる、死んでるようで生きてる。感情を失くした彼らがどこに行き着くのか、この映画はどこにたどり着くのか。ノン
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

少年は青年へ。

(レビューラストにネタバレ含みます)
最速上映を終え、パソコンと向き合っております。エンドゲームのネタバレになってしまうので詳しく感想を書きたくないのですが本当は大きな声でみんなと感
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プロメア(2019年製作の映画)

3.7

頭を空っぽにしましょう、きっとこの映画をより楽しむことができます。
「こんなの堺雅人以外のなにものでもないじゃん」と不安だった前半。堺雅人が叫ぶ、ロボットが宙に舞う、爆発が容赦無く起こる、とスクリーン
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

明るいティムバートン。
にわかには信じられないような話を真実だと言ってみんなに話す父親、それを心底嫌そうに見つめる息子。二人の間の確執は周りの人間が思っている以上に大きいもので、それから父親が病に倒れ
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.2

青春。
夏、友情、恋。
全てを1時間半という映画にしては短い時間でまとめたにも関わらず、すっきりと後腐れなく、切なく、ほっこりと終わっていきました。
これは家出するわ、な感じがたっぷりと詰まった冒頭。
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.7

子供向けアニメと思いきや時代考証というか設定がとてもしっかりしていて驚きました。
今のしんちゃんをほとんど知らないのでなんとも言えないのですが、大げさではなくさり気ない笑いと整理された展開と穏やかな画
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.5

もともと赤の他人同士だった二人がある日を境に夫婦になり、子供を持ち『家族』と呼ばれるものになって、一つ屋根の下で暮らすことって本当に不思議なことだなあと感じました。お父さんがそれ以前どんな人だったかは>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

実写映画だからこそできた登場人物たちの細かい表情にグッと引き込まれました。ウィルスミスがハマり役すぎて、お調子者かと思えばきちんと切ない顔もするし、もちろん歌も良かったし、ジャスミンもとっても可愛かっ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.1

懐かしいと思う気持ちがわかる反面、しんちゃんたちの気持ちも痛いほどわかる、双方の気持ちになって観れました。
誰にだって『懐かしい』と思うものってあるし、それを思う存分懐かしむことは別に悪いことではない
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

幸せだった。
美味しい料理と頼れる仲間と愛すべき家族と美味しい料、美しい風景と美味しい料理.......はい、美味しい料理が最高でした。

調理シーンにとてもこだわりを持っているのが感じられて、一手間
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.7

とにかく美しい。

MOVIXさいたまに新しくできたドルビーシネマでこちらを観賞させていただきました。もしかしたら、エンドゲームがなければ上半期1位だったかもしれないってくらい、それくらい、ゴジラがそ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

この戦争で果たして何が得られたのか、終盤の怒涛の地上戦を観ながら考え込んでしまいました。
もしかしたらデズモンドの言ってることやっていることは綺麗事かもしれないけど、その綺麗事をあの空気の中、最後まで
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ひるなかの流星(2016年製作の映画)

3.3

イケメンとイケメンに取り合われる永野芽郁を見させられる映画。
とりあえず、目の保養でした。白濱亜嵐くん美形すぎて携帯の画面割れるかと思いました。三浦翔平はたらしな教師役がよく似合っていて実際にあんなん
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.6

シンゴジラ以外では初のゴジラ映画。
ゴジラ以外のモンスターはお初にお目にかかりましたが、気持ち悪さと迫力とがうまい具合に混ざり合って圧巻でした。初見時、『でっかいゴキ○リだ!』と反射的に思ってしまった
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

全力の『考えるな感じろ』

正直、なんでこの映画はこんなに評価が高いんだろうと思いながら30分ほど観続け、そして気づいたらいつの間にか泣いてました。行って帰ってくるだけの映画だと聞いていたんですもの。
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

もふもふ。ピカチュウの表情を見逃したくなくて眉間のシワを見つめていたら字幕に追いつけなくなりました。
素晴らしいくらい現実感たっぷりで、子供の頃、ゲーム画面越しに誰もが憧れたであろうポケモンが存在する
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.8

重くて終始暗くて最高でした。
上質なミステリー。二人の出会い方も特別に描かれているわけでもなくバディものの要素は薄いのかなと思いつつも、穏やかなアサドと頑固に突っ走っていくカールの組み合わせがなかなか
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